発生日:2026年5月22日
ニューヨーク市当局によると、スタテン島の造船所で火災と2度の爆発が発生し、民間人1人が死亡、36人が負傷した。負傷者の大半は、煙が出ており、閉鎖空間に作業員が閉じ込められているとの通報を受けて出動した消防士やその他の緊急対応要員だった。
消防局には午後3時30分ごろ、造船所奥にある金属製構造物の地下で煙が発生し、作業員2人が閉じ込められているとの通報が相次いだ。リリアン・ボンシニョーレ消防局長によると、消防隊と救急医療隊は6分以内に到着した。
対応開始直後に爆発が発生し、消防局職員数人と民間人が重傷を負った。消防士と救助救急隊員の計5人が、一辺約150フィートの構造物の内部、上部、側面で捜索していたところ、2度目の爆発が起きた。衝撃波により、中にいた消防士1人と火災調査官1人が重傷を負った。
火災調査官は頭蓋骨骨折と少量の脳内出血があり、重篤だが容体は安定しているとされた。消防士は重症の状態で病院に搬送されたが、金曜日遅くには順調に回復しており、筋肉損傷の可能性について経過観察が続けられていると、消防局の最高医療責任者は述べた。民間人の被害者は現場で死亡が確認された。
消防隊が火勢を制御下に置いた後も、金曜夜には200人を超える消防士が造船所に残っていた。ゾーラン・マムダニ市長は、この緊急事態を複雑で急速に展開するものだと表現した。当局者は、状況が許せば包括的な調査を開始すると述べ、提示された報道の時点では原因は特定されていなかった。
閉鎖空間には、出入りや避難の経路が限られる一方、熱、煙、ガス、爆圧が蓄積し得るため、特有の危険がある。今回、隊員らは地下に作業員が閉じ込められているとの通報に対応していたところ、一連の爆発によって構造物周辺に配置されていた救助隊員が危険にさらされた。死傷者の内訳はその危険性を反映しており、負傷者の大半を緊急対応要員が占めた。
造船所がある地域には、コーヒー焙煎事業者と保管施設もある。当局は、大規模な緊急対応が続く間、付近の人々に道路閉鎖や交通の遅れを見込むよう警告した。この土地はかつて、第二次世界大戦中に米海軍向けの艦船を建造したベスレヘム・スチールが所有していた。
当面の救助・消火活動後には、火元、2度の爆発の発生源、地下室内の状況へ関心が移るとみられていた。捜査当局はまた、対応要員が進入した前後における両爆発の時系列を再構成する必要があった。捜査員が現場を安全に調べられるようになるまで、当局は説明を、確認された死者数、負傷者数、および対応要員が報告した経緯に限定した。



