開催日:2026年5月23日。
バルセロナは後半に圧倒的な戦いを見せ、ノルウェー・オスロのウレヴォール・スタディオンでOLリヨネスに4-0で勝利し、UEFA女子チャンピオンズリーグで4度目の優勝を果たした。
接戦だった決勝でエバ・パヨルが2得点を挙げて均衡を破ると、終盤にはサルマ・パラジュエロがさらに2点を加えた。この結果、前シーズンの決勝でアーセナルに敗れていたバルセロナは、欧州クラブサッカーの頂点に返り咲いた。また、ペレ・ロメウ監督にとっては、チームを率いて初のチャンピオンズリーグ制覇となった。[12875][12876]
前半の一部では、リヨネスがより危険な好機をつくった。バルセロナのGKカタ・コルがリヨン主将ウェンディ・ルナールのヘディングシュートを防いだが、リンジー・ヒープスがこぼれ球を決めた。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の確認により、オフサイドとして得点は取り消された。コルはセルマ・バシャの危険なフリーキックも阻止。一方、パヨルはGKクリスティアネ・エンドレルの頭上を越すボールを放った後、フィニッシュを枠外に外した。[12875]
均衡が破れたのは55分だった。パヨルはパトリ・ギハロからのパスを受け、DFイングリッド・エンゲンをかわすと、左足の低いシュートをエンドレルの逆を突いてファーサイドの隅へ流し込んだ。リヨネスにはその後も反撃の好機があったが、コルがビッキー・ベショのシュートを防ぎ、タビサ・チャウィンガとの1対1も阻止した。[12875][12876]
パヨルは先制点から14分後、パラジュエロのクロスに至近距離から合わせ、バルセロナのリードを2点に広げた。この2得点でポーランド代表ストライカーの大会通算得点は11となり、アーセナルのFWアレッシア・ルッソを抜いて大会得点王に輝いた。パヨルはそれまで、ウォルフスブルクで4回、バルセロナで1回の計5回、チャンピオンズリーグ決勝で敗れた側にいた。[12875][12876]
終盤にはパラジュエロが得点を重ね、勝利を決定的なものにした。90分にペナルティーエリア外からシュートを決めると、アディショナルタイムにはパヨルのパスから再び得点した。このため、4得点すべてを両FWが挙げ、パヨルはさらに1アシストも記録した。[12875]
この勝利により、バルセロナは6シーズンで4度目のチャンピオンズリーグ制覇を達成した。決勝進出は6大会連続だった。ロメウは、バルセロナで自身の前任者だったリヨネスのジョナタン・ヒラルデス監督との対決を制した。欧州で8度優勝しているリヨネスは、2022年以来となる大陸タイトル獲得を目指していた。[12875][12876]
4点差という結果は、ハーフタイム後のバルセロナの決定力を反映していた。ただし、リヨネスも先制を許すまでは互角に戦い、好機をつくっていた。最終的にはバルセロナが決定的な局面を得点につなげる一方、コルのセーブと前半のオフサイド判定により、フランス側は優位に立つことができなかった。[12875][12876]



