# OPCW、シリアでアサド政権時代の未申告化学兵器を数十点発見と発表
NeoTechNews編集部
化学兵器禁止機関(OPCW)は、発生日である2026年5月27日、シリアの査察でここ数週間にこれまで申告されていなかった化学爆弾やロケット弾を数十点発見したと発表した。この発見は、アサド政権時代の兵器計画の全容をめぐり、重大な疑問がなお解明されていないことを示している。提供されたAP通信の抜粋によると、同機関は、調査チームが月初から「優先度の高い未申告の場所」を査察でき、複数の施設で航空爆弾、ロケット弾、その他の化学兵器を発見したと報告した[Source 12996]。
今回の発見が重要なのは、シリアがOPCWに行った公式申告が長年にわたり疑問視されてきたためだ。ダマスカス政府は2013年に同機関へ加盟した際、26カ所に化学兵器が存在すると申告した。しかしOPCWは、ほかにも約100カ所の施設があると考える根拠があるとしている。今回新たに報告された発見は、シリアによる過去の開示が不完全であり、兵器計画の物的な残存物が、10年以上前に正式に認められた範囲をはるかに超えて広がっているとの見方を補強する[Source 12996]。
AP通信の抜粋は、今回の新たな査察活動を、2024年12月のバッシャール・アル=アサド政権崩壊後に生じた政治情勢の変化の中に位置付けている。アフマド・アル=シャラア暫定大統領率いるシリア暫定当局は、旧政権から残された化学兵器があれば、すべて廃棄すると約束している。報告はまた、シリアのアサド・ハサン・アル=シバニ外相が、違法な兵器を国内から一掃するため国際社会に支援を求め、新たな統治者はその負の遺産を終わらせ、国際法を順守することに尽力していると述べたことも伝えている[Source 12996]。
この変化が重要なのは、OPCWが内戦中の申告内容の食い違いや異議のある申告、化学兵器が繰り返し使用された証拠を長年にわたり記録してきたためだ。提供された抜粋によると、OPCWが以前、シリア軍が化学兵器を繰り返し使用した証拠を確認していたにもかかわらず、アサド政権はそうした兵器の使用を否定していた。同機関はまた、過激派組織「イスラム国」の戦闘員も紛争中に化学兵器を使用したと結論付けている。今回の発見がアサド政権時代の備蓄に関するものであっても、この問題が一つの勢力だけに限られないことを改めて示している[Source 12996]。
最新の報告だけでは、未申告の施設があと何カ所残っているのか、残存する兵器をどれほど速やかに確保し、廃棄できるのかは確定しない。しかし、問題を疑惑の段階から新たな物的証拠の段階へと進めるものではある。未申告の場所に残された爆弾やロケット弾は、隠蔽の歴史的記録であるだけでなく、シリアの新当局と、同当局に協力する国際査察官にとって、現在進行中の軍縮上の問題でもある[Source 12996]。
提供された証拠が裏付ける事実は明確だ。査察官は未申告の化学兵器を数十点発見し、それらはここ数週間に訪れた優先度の高い施設で見つかった。そして、この発見は、シリアによる過去の申告と現地に残る実態との間に、今なお隔たりがあることを明らかにした。戦争と政権交代からなお立ち直りつつある国において、その隔たりは、当初の攻撃が否定されてから長い年月が過ぎた後も、安全保障上、法的、道義的な影響を伴う[Source 12996]。



