発生日:2026年5月31日

イラク北部のイルビル空軍基地で行われた合同演習中、英国兵のジェームズ・スチュワート・フリーマン兵長(29)と米国兵1人が死亡した。軍の声明は、この活動を戦闘ではなく訓練だったと説明し、調査を開始したと発表した。声明では、出来事の経緯や疑われる原因について説明しなかった。

米陸軍は当初、親族への通知が行われている間、米軍人の氏名を公表しなかった。米陸軍中央軍と第3軍は、所属兵士の1人が死亡したことを確認し、同時に英国のパートナー部隊にも犠牲が出たことを認めた。その発表では、演習の種類、使用された装備、ほかに負傷者がいたかどうか、基地での活動に影響があったかどうかは明らかにされなかった。

英国国防省はその後、死亡したのはロイヤル・アングリアン連隊所属のフリーマンだと発表した。フリーマンは、過激派組織「イスラム国」に対する英国の任務「シェーダー作戦」の下でイラクに派遣されており、通常はラトランドのケンドリュー兵舎を拠点としていた。同省は、フリーマンがイルビルで米軍要員と実施していた通常活動中に死亡したと説明した。

フリーマンは2016年に陸軍へ入隊し、複数の任務で経験を積んだ。小銃手、迫撃砲手、機関銃手を務めた後、強襲工兵小隊の分隊副指揮官となった。海外での赴任先には、南スーダン、キプロス、フォークランド諸島、ヨルダン、ルーマニア、ケニアが含まれていた。国防省によると、フリーマンは装備や技術、自部隊の能力の向上に強い関心を寄せていた。

公式および個人的な追悼の言葉では、軍人としての高い職業意識と家庭人としての姿の双方が強調された。ジョン・ヒーリー国防相は、フリーマンが献身と誇りをもって任務に就いたと述べた。シェーダー作戦を指揮したジェームズ・ビショップ大佐は、彼がいないことを皆が深く感じるだろうと述べた。ほかの同僚らは、アウトドア活動を愛し、父親と射撃に出かけたことをよく話していた社交的な人物だったと語った。また、献身的な夫および父親であり、中隊内で信頼される友人だったとも回想された。

米軍部隊はイラクのクルド地域での活動を続け、現地および有志連合のパートナーとの協力を維持している。シェーダー作戦に従事する英国軍要員も、イスラム国に対する同じ広範な取り組みの中で活動している。両軍による訓練はこの協力関係の一環だが、この記事に提供された報告では、今回の具体的な訓練の目的は明らかにされていない。

ここで入手できる証拠からは、人為的ミス、装備の故障、または別の危険要因のいずれが2人の死亡を引き起こしたのかは確認できなかった。したがって、これらの可能性は未解明のままである。調査では演習の経緯を再現し、手順や安全対策の変更が必要かどうかを判断する必要がある。調査結果が公表されるまでは、確認された事実は合同訓練中に2人が死亡したことと、フリーマンの身元が正式に発表されたことに限られる。いずれの軍も、その調査を完了する時期を発表していない。