発生日:2026年6月3日

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ウクライナ軍が夜間、ロシア領内深くにあるエネルギー関連および軍事関連の標的を攻撃したと述べた。標的にはサンクトペテルブルク石油ターミナル、クロンシュタット海軍基地の施設、タンボフ州の防衛企業が含まれていた。

ロシア当局がレニングラード州への大規模なドローン攻撃があったと発表した後、サンクトペテルブルクで大規模な火災が報告された。ロシアのメディアやテレグラムのチャンネルは、ペテルブルク石油ターミナルが標的だったと特定した。提示された報告によると、オンライン上に出回った映像には、港の一部と説明された地域周辺で炎と大量の煙が上がる様子が映っていた。

レニングラード州のアレクサンドル・ドロズデンコ知事は、ロシアの防空システムが30機のドローンによる攻撃を撃退したと述べた。同氏はこれに先立ち、同州上空でドローン3機が迎撃されたと報告していた。独立系テレグラムチャンネルのアストラは、目撃者の映像を分析した結果、火災の場所はロシア北西部最大級の石油取扱施設である同石油ターミナルだったと述べた。

入手可能な証拠には、ターミナル自体が攻撃を受けたとするロシア側の確認や、検証済みの被害評価は含まれていなかった。サンクトペテルブルクのプルコヴォ空港でも安全対策が導入され、出発便10便以上が遅延または欠航したと報告された。

ゼレンスキー氏は後に、ウクライナの関与を確認した。同氏によると、この作戦にはウクライナ保安庁、無人システム軍、特殊作戦軍、国家国境警備庁、その他の防衛部隊が参加した。標的については、ロシアの戦争遂行を支える重要施設だと説明した。

ウクライナ大統領は、同石油ターミナルがウクライナ国境から約1,100キロの地点にあり、クロンシュタットの軍事目標にも到達したと述べた。さらに、前線から約600キロ離れたタンボフ州で、兵器生産に関与しているという企業への攻撃にも成功したと報告した。

ロシアのテレグラムチャンネルはこれに先立ち、タンボフ州ミチュリンスクのプログレス工場がドローン攻撃を受けた疑いがあると報じていた。同施設は、軍用航空機やミサイル技術向けの特殊制御システムなどの機器を生産していると報告されている。ロシア当局は現地の被害の全容を確認していなかった。

攻撃は、6月3日から6日までの日程で開催されるサンクトペテルブルク国際経済フォーラムの開幕と重なった。この年次行事は、対ウクライナ戦争に関連する制裁や国際的孤立にもかかわらず、経済の強靱性を示すためにモスクワが利用している。

キーウは、ロシアの石油ターミナル、製油所、燃料貯蔵施設に対する作戦について、戦争を支える資源を減らすことを目的とした長距離制裁だと繰り返し説明してきた。最新の作戦では、エネルギー施設への重点的な攻撃と、海軍および防衛産業の標的を攻撃したとの主張が組み合わされたが、複数の被害評価は、ロシア当局の確認ではなく、ウクライナ側の声明と公開情報に基づく報告に依拠したままだった。