過去の出来事の日付:2026年6月4日。
レバノン当局によると、新たに発表されたイスラエルとレバノンの停戦枠組みにもかかわらず戦闘が続く中、6月4日にイスラエルの攻撃でレバノン国内の少なくとも4人が死亡した。ヒズボラはこの合意を拒否し、イスラエル軍がレバノン領から完全撤退するよう求めた。
レバノン国営通信は、南部マアルーブでイスラエルの無人機攻撃により1人が死亡し、4人が負傷したと伝えた。死亡した人物はオートバイに乗っていた。また、東部ベカー高原のソフモルに対する攻撃で3人が死亡し、ほかにも負傷者が出たと報じた。イスラエル軍は、レバノン南部のティールとシャクラ付近で作戦を実施したと発表した。
イスラエル軍によると、部隊は戦闘員1人を射殺し、その後、近くでヒズボラの銃器、手榴弾、地対空ミサイルの保管場所を発見した。提示された情報からは、レバノンの通信社が報じたオートバイの人物と、イスラエルが戦闘員と説明した人物が同一人物かどうかは独自に確認できなかった。
暴力は、ワシントンでの第4回協議を経て、米国、イスラエル、レバノンが条件を発表した後に起きた。この枠組みは、ヒズボラに攻撃を停止し、イスラエル・レバノン国境から約30キロ、すなわち20マイル北にあるリタニ川以南から要員を撤退させるよう求めていた。また、レバノン軍による統制と、ヒズボラを排除する試験的な治安区域の設置も想定していた。
ヒズボラ指導者ナイーム・カセムはテレビ演説で、攻撃を受けながら撤退すれば敗北に等しいとして、これらの条件を拒否した。代わりに、イスラエルによる攻撃の停止とイスラエル軍の完全撤退を求めた。ヒズボラは自らの攻撃を停止するとは約束していなかった。
その後、ベンヤミン・ネタニヤフ首相が現地当局者と面会したシュロミを含むイスラエル北部で、無人機への警報が鳴った。イスラエル軍は、複数の無人機を迎撃しようとしたことで警報が作動したと説明し、無人機はレバノン南部の部隊付近に落下したものの、負傷者はいなかったと述べた。
この合意の脆弱さは、ほかの戦闘による死者からも浮き彫りになった。マルジャユーン付近の陣地に迫撃砲弾が着弾し、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)に所属するセルビア人隊員1人が死亡、同僚2人が負傷した。イスラエルは証拠を示さずにヒズボラの責任だと主張したが、国連とヒズボラはいずれも直ちには責任の所在を明らかにしなかった。イスラエルはまた、機甲部隊の21歳の大尉がレバノン南部での戦闘中に死亡したと発表した。
イスラエル軍の撤収後、レバノン軍はUNIFILと連携してディッビーンに進駐した。約3カ月前に直近の戦争が始まって以来、南部の拠点からイスラエル軍が撤退したと報じられたのは初めてだった。報道時点では、外交によって両国政府間の条件はまとまったものの、ヒズボラの同意は得られておらず、レバノン南部と東部では攻撃が続き、死者が出ていた。
レバノン人の死者4人は、単一の一連の事件としてまとめてではなく、場所別に報告された。身元は明らかにされておらず、ソフモルで死亡した3人が攻撃前に警告を受けていたかどうかについても記述はなかった。



