発生日:2026年6月8日
6月8日、フィリピン南部沖でマグニチュード7.8の地震が発生し、ミンダナオ島各地で建物の倒壊や地滑りが起き、少なくとも37人が死亡、数百人が負傷した。
フィリピンの民間防衛当局はなお被害者数を確認中で、この記事に提供された報告では死者37人、負傷者479人、行方不明者4人となっていた。約8万8,000人が影響を受け、このうち2万690人が避難を余儀なくされた。報告された死傷者の大半は、落下物や地滑りによるものとされた。
地震は現地時間午前7時37分、サランガニ州マーシム付近の沖合で発生した。フィリピン・スターは、地震の規模がマグニチュード7.8に上方修正され、ジェネラル・サントス市で震度VIIの揺れが記録されたと報じた。フィリピン火山地震研究所は当初、震央を同市の南西約13キロ、震源の深さを約10キロとした。米地質調査所もマグニチュード7.8と測定したが、深さは約55キロと大幅に深く推定しており、初期の地震評価では差異が生じ得ることを示している。
ミンダナオ島各地の被害
記録された中で最も深刻な被害は、震央付近で発生した。検証済みの映像には、ジェネラル・サントス市でファストフード店の上階が崩落し、商業施設の外壁のコンクリートが落下する様子が映っていた。コンビニエンスストアの入り口が破壊されたほか、ダバオ・デル・スル州では、生徒たちが外に集まる中、高校の一部が倒壊した。
フィリピン赤十字のリチャード・ゴードン会長によると、複数の病院が被害を受けた。余震で病院の建物が崩壊することを人々が恐れたため、一部の患者はテントを含む仮設区域で治療を受けた。当局は、さらなる揺れの危険が続く間、損傷した住宅やその他の建物に再び立ち入らないよう住民に警告した。
地震は、公立学校が新学年度に向けて再開した日に発生した。ダバオのマハイハイ小学校で撮影された映像には、朝の国旗掲揚式の最中に児童が安全な場所へ急ぐ様子が映っていた。赤十字は3校の高校の生徒を支援したとし、フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は、被災地域の学校に追って通知があるまで授業を休止するよう命じた。
被災地域の一部では停電が報告された。緊急対応チームは、避難所を準備する一方で、通行路を確保し、損傷したインフラを点検する必要もあった。マルコス大統領は、国家機関がミンダナオ島を支援するために動員されていると述べたが、発生日の時点では被害規模の評価が続いていた。
フィリピン国外にも広がった警報
地震の揺れはミンダナオ島南部をはるかに越えて感じられた。被害を受けたフィリピン沿岸から約420キロ離れたインドネシア・スラウェシ島のマナドにも強い揺れが達し、インドネシアの北スラウェシ州と北マルク州の住民も揺れを報告した。
津波警報を受け、当局は危険にさらされた沿岸地域の住民に高台へ移動するよう指示した。警報の対象はフィリピン南部、インドネシア北部、ボルネオ島にあるマレーシアのサバ州に及んだ。警報は6時間以上後に解除され、提供された報告では被害をもたらす津波は確認されなかった。
初期の死傷者数が異なっていたことは、状況が進展中だったことを浮き彫りにしている。当初の発見情報には死者35人、負傷者200人超、行方不明者12人と記されていたが、より詳細な同時期の報告では、その後の暫定集計として死者37人、負傷者479人、行方不明者4人とされた。救助と点検作業が続く中、これらの数字は引き続き当局の確認対象となっていた。
フィリピンは、プレート境界で地震や火山活動が頻発する環太平洋火山帯に位置する。この背景は、同国に広範な防災計画がある理由を説明するが、それでも6月8日の地震は複数国にまたがる緊急事態を引き起こした。ジェネラル・サントス市付近での深刻な建物被害、ミンダナオ島各地での大規模避難、数百キロ離れた沿岸部での予防的な避難である。



