発生日:2026年6月10日

ミチョアカン州公安局によると、同州ナワツェン市で武装集団が隊員らを待ち伏せ攻撃し、ミチョアカン州治安警備隊の隊員5人が死亡、ほか5人が負傷した。襲撃後、州と連邦の部隊が空と地上から作戦を開始したが、最初の報道時点で逮捕者は報告されていなかった。

暴力事件はモホネラ地区で発生した。予備情報によると、制服姿の要員15人が公用車内にいた際、攻撃を受けた。治安当局は、死亡した5人について、メキシコの犯罪報道で慣例となっている形式に従って姓を伏せ、ポルフィリオ、ブランドン、フランシスコ、ホナタン、マテオという名のみを公表した。

州公安局は暫定的な死傷者数を確認し、隊員の家族と部隊全体を支援していると述べた。入手可能な報道は、負傷した5人の容体や、治療を受けている病院を明らかにしていない。また、当初現場にいたと報告された15人のうち、残る隊員らに何が起きたのかについても説明していない。

当局は銃撃を受け、地域での要員配置を拡大した。メキシコ国防省の要員は、武器や弾薬とともにピックアップトラック2台を押収した。ミチョアカン州の治安当局が公開した画像には、車両、長銃、弾倉が写っていた。押収物の法科学的鑑定によって、それらと個々の襲撃者との関連が確認されたかどうかについて、当局者は明らかにしなかった。

公安局は、実行犯の発見と拘束を目的として、州と連邦による共同作戦を継続すると述べた。最初の声明では、襲撃者について武装集団とのみ説明していた。この地域では組織犯罪勢力が関与する暴力が起きているものの、報道は今回の待ち伏せ攻撃を特定の組織によるものとはしていない。

この襲撃に先立ち、ミチョアカン州ではほかにも深刻な治安事件が起きていた。5月5日にはパツクアロでの暴力により9人が死亡し、当局は当時、犯罪組織間の抗争との関連を指摘した。州検察官のカルロス・トーレス・ピニャは、その先の事件における初期捜査の方向性について、ロス・カバジェロス・テンプラリオスとハリスコ新世代カルテルが関与する対立を示していると述べた。

5月29日にはコティハ市でも武装集団が衝突し、連邦と州の部隊が展開するとともに、学校活動が停止された。住民は強力な銃器による発砲音と爆発音を報告した。治安当局が収集した証言は、ドローンから投下された装置が使われた可能性を示していた。これらの事件は地域的な背景を示すものだが、モホネラ襲撃の責任主体を確定するものではない。

公式犯罪統計では、4月にミチョアカン州で67件の故意による殺人が記録され、当局は6月9日に州内で2件の殺人があったと報告した。今回の待ち伏せ攻撃により、暴力が続くなかで法執行機関職員の死者がさらに5人増えた。捜査当局には依然として、襲撃者の特定、襲撃の経過の解明、押収された車両と武器が事件で使われたかどうかの確認という中心的な課題が残されていた。