出来事の日付:2026年6月11日

共同開催国メキシコは、満員のアステカ・スタジアムで南アフリカを2-0で下し、2026 FIFAワールドカップを白星でスタートさせた。フリアン・キニョネスとラウール・ヒメネスが得点し、3選手が退場となった開幕戦で勝ち点3を獲得した。

キニョネスは9分に先制点を挙げ、今大会最初の試合でホームチームに早々とリードをもたらした。提供されたBBCの報道によると、この得点は2006年以降のワールドカップ開幕戦で最も早い先制点だった。キニョネスは後に、自信を与えてくれたチームメートと喜びを分かち合うため、ベンチに向かって走ったと振り返った。

ヒメネスは後半にリードを2点へ広げた。自身がボールを収めて中盤のキニョネスへ渡し、攻撃の起点となった。その後、右サイドでボールを受けたロベルト・アルバラードがエリア内へクロスを送り、ヒメネスがヘディングで叩きつけ、ニアポストの内側へ流し込んだ。ワールドカップ出場4試合目での初得点となり、ヒメネスが目に見えて感極まる場面となった。

南アフリカの反撃は、立て続けに出された2枚のレッドカードによって極めて困難になった。スフェフェロ・シトレが退場となり、続いてテンバ・ズワネも退場を命じられた。ズワネがペナルティーエリアへ進む際にアルバラードの顔面を殴打したとして、後者の判定に先立って映像確認が行われた。南アフリカは9人で試合を終えた。

メキシコもまた、全員をそろえない状態で試合を終えた。アディショナルタイム、南アフリカが4対3の速攻を仕掛け、右サイドを前進していたクルソ・ムダウをセサル・モンテスが倒した。主審はモンテスにレッドカードを提示した。BBCによると、これにより少なくとも3人の退場者が出たワールドカップの試合は史上7試合目となり、開幕戦では初めてとなった。

南アフリカのウーゴ・ブロース監督は、最初の退場処分は受け入れたものの、2人目については疑問を呈した。それでも、自チームは時間帯によっては良いプレーを見せ、メキシコはスペースを見つけるのに苦労していたと述べた。ブロースは、残るグループリーグの試合を前に改善が必要な点として、南アフリカのボールの使い方を挙げた。

懲戒処分によって試合が混乱したにもかかわらず、この結果によりメキシコは自国開催の大会で好スタートを切った。共同開催国はキニョネスの序盤の得点以降、スコア上の主導権を握り続け、ヒメネスの得点で2点の余裕を得た後、終盤は相次ぐ退場劇が試合を支配した。

試合前にはアステカで、シャキーラ、バーナ・ボーイ、J・バルヴィンが出演する開会式が行われた。試合が始まると、メキシコがホームの観衆に2得点を届けた一方、南アフリカはチェコ、韓国との試合に向けて立て直しを迫られることとなった。共同開催国にとって、それ以外は勝利に彩られたスタートとなる中、モンテスの終盤の退場が唯一の大きな痛手だった。