発生日:2026年6月12日

テキサス州ミッドランドで起きた銃撃事件で、市職員のエド・スコットさん(62)が死亡し、ほかに10人が負傷した。警察は、2日前に警官へ発砲した疑いで行方を追っていた逃亡者に迫っていた。当局はその後、指名手配中の男が廃業した動物病院内で死亡しているのを発見した。

警察は容疑者を、オデッサ在住のビクター・マタ・ビジャレアル(45)と特定した。法執行機関の情報筋はCNNに、男には自ら撃った銃創があったと語った。提供された報道では、この説明は検視官による最終判断として示されてはいなかった。

この事件に先立ち、30時間以上に及ぶ捜索が行われていた。当局者によると、ビジャレアルは水曜夜、交通停止を試みた警官と銃撃を交わし、高速での追跡後に再び逃走し、車を放置して徒歩で逃げた。ミッドランド警察、テキサス・レンジャー、連邦保安官局はその後、殺人未遂の重罪容疑による令状に基づく捜索に加わった。

金曜朝、法執行機関の情報筋は、電源が切られていたビジャレアル関連の電話が、ビクトリアン・イン付近で発信を始めたとみていた。警官らは午前8時ごろに銃声を聞いた。州と地元の要員が到着すると、ビジャレアルは警官、通行車両、近くにいた人々に向けて発砲し、その後、使用されていない診療所に入ったと警察は述べた。

企業や店舗は封鎖措置を取り、トラック運転手は交通を近づけないよう環状道路250号線の出口ランプをふさいだ。目撃者らは、SWAT車両がフェンスを突破し、約20人の戦術部隊員が敷地内に入ったと説明した。当局によると、容疑者は午後0時30分ごろ、死亡した状態で発見された。

ミッドランド記念病院は銃撃による患者9人を受け入れた。金曜午後までに5人が退院した。土曜の時点で4人が残っており、2人が重体、2人が安定した状態だった。報道では負傷者の総数を10人としており、少なくとも1人が、この病院の患者9人という数字とは別に治療を受けたか集計されたことを示唆しているが、詳細は示されなかった。

スコットさんはミッドランド市の廃棄物処理部門で働き、地元および地域のソフトボール団体でも活動していた。市は、献身的な夫、父親、地域社会の中心人物だったとしてスコットさんを追悼した。ロリ・ブロング市長はその後、犠牲者と家族のための祈りの集会に住民を招いた。

FBIはミッドランド警察を支援し、州当局者は複数機関による対応を称賛した。捜査当局はなお、銃撃の状況を再構成し、水曜から金曜にかけての全容を特定する必要があった。容疑者の死亡で当面の捜索は終了したが、男の行動、警察の対応、負傷についての科学捜査に代わるものではない。裏付けられた記録は、警察の主張と、確認済みの死傷者および病院の情報とを区別しており、匿名の情報筋による死因の説明を、確定した公式見解として扱うことを避けている。また、10人目の負傷者がどのような治療を受けたのか、発表された総数に負傷した警官が含まれていたのかも未解明のままである。