ノア・ライルズは2026年6月16日、チェコのオストラバで開かれたゴールデン・スパイク大会の150メートルで14秒67を記録し、非標準種目であるこの距離の史上最速タイムを樹立した。米国のライルズは、ジャマイカのキシェーン・トンプソンが4月にフロリダで打ち立てた従来の世界最高記録を0秒05更新した。
28歳のライルズが優勝し、14秒78を記録した南アフリカのシネシフォ・ダンビレが2位、14秒96でフィニッシュしたオーストラリアの10代選手グート・グートが3位だった。レース後、ライルズはショーを見せるために来たと語り、選手権の短距離種目である100メートルと200メートルの中間に位置するこの種目への自信を示した。
150メートルは競技機会が少なく、標準的な屋外選手権種目の一つではないため、この結果は通常の世界記録ではなく世界最高記録と表現された。比較基準となっていたのはトンプソンの14秒72だった。ライルズの記録は公式大会の結果としてこれを更新したが、公認されている100メートルまたは200メートルの記録には影響しなかった。
オストラバのほかの種目でも注目すべき記録が生まれた。スイスのオードリー・ウェロは女子800メートルを1分54秒45で制し、この距離で史上8番目に速いと報じられたタイムを記録した。残り約200メートルで勝負を決める動きを見せ、3月に記録した自己ベストに約0秒5届かないタイムでフィニッシュした。
記事中でフェムケ・ブローデルス=ボルと記されたオランダのランナー、フェムケ・ボルは、800メートルの屋外初戦で1分57秒13を記録し、2位に入った。400メートル障害で2度の世界女王に輝き、リレーでもメダルを獲得しているボルは、より長い距離の平地種目への転向を始めていた。2月には室内で1分59秒07のオランダ記録を出したが、その後、足のけがのため室内シーズンを打ち切った。
ウェロのタイムは、ヤルミラ・クラトフビロバが1983年に記録した1分53秒28の世界記録より依然として1秒以上遅かった。当時のチェコスロバキア代表としてこの記録を樹立したクラトフビロバは、スタンドからオストラバのレースを見守った。この比較は、ウェロの記録を新記録として扱うことなく、歴史的な文脈に位置付けるものだった。
男子100メートルは南アフリカのバヤンダ・ワラザが自己ベストに並ぶ9秒94で優勝し、カメルーンのエマニュエル・エセメが9秒99で続いた。これらの結果も同じ大会の一部だったが、6月16日の最大の成果はライルズのものだった。ライルズの14秒67は異例の150メートル種目の新たな最高記録となり、後に続いたダンビレとグートも15秒を切った。ライルズはダンビレに0秒11差をつけて優勝し、グートはさらに0秒18遅れた。
![第37回スマート全国テコンドー選手権[1]SMART全国テコンドー大会、7月20、21日にフィリピン・スポーツ委員会、リサール・メモリアル・コロシアムで開催[2]リサール…](/media/articles/commons-627d9c31b487.avif)


