# タリバン、アフガニスタン政府職員にスマートフォンの使用中止を命令
出来事の日付:2026年6月17日
アフガニスタンの一部地域では、タリバンの最高指導者ハイバトゥラ・アクンザダ師が出したと職員らが説明する命令を受け、政府職員がスマートフォンの電源を切り始めた。この措置は、情報、通信、公務員の行動を統制しようとするタリバンの長年にわたる取り組みを一段と強化するものとみられる。
CTVニュースが伝えたAFPの報道によると、国内各地の職員がこの命令に従っている。全国規模の規則の詳細は示されていないが、直接的な影響はすでに目に見える形で現れており、職員たちは政府庁舎内でスマートフォンを起動したままにするのではなく、すでに使用をやめている。
スマートフォンは今や多くの行政機関で基本的な業務ツールとなっているため、これは重要である。メッセージの送信、電子メール、文書の共有、地方機関同士の調整に使われている。使用禁止、あるいは電源を切るよう求める強い非公式命令でさえ、当局者が連絡を取れる速度や、日々の活動をどの程度把握できるかを変える。また、利便性より統制を優先する統治姿勢を示すものでもある。
AFPの報道は、この変更をアクンザダ師自身が出したとされる命令として伝えている。アクンザダ師はタリバンの最高権威であるため、この点は重要だ。実際上、これは単なる省庁の行政通達ではなく、タリバン最高指導部の重みを伴う指示であることを意味する。政策の全文が公表されていなくても、政府職員にとっては従うことが安全な選択となる可能性が高い。
より広い背景はよく知られている。タリバンは政権復帰以降、国家公務員の行動を含む公的生活を形作るため、繰り返し布告や制限を用いてきた。通信を制限する措置は、監督、報告、内部調整をより不透明にしかねないため、特に重大な影響を及ぼす。また、政府サービスに依存するアフガニスタン国民にとって、情報へのアクセスを難しくする可能性もある。
AFPの抜粋記事は、例外、罰則、正式な執行制度があるかどうかを明記していない。また、この規則がすべての公的機関に等しく適用されるのか、特定の官庁だけに適用されるのかも述べていない。しかし、そうした詳細がなくても、この指示は日常的な職場習慣にまで踏み込むものであるため、注目に値する。スマートフォンはもはや単なる私物ではなく、多くの公務員にとって携帯可能なオフィスである。したがって、その電源を切るよう命じることは、象徴的な身ぶり以上の意味を持つ。
タリバンにとって、この政策は規律や適切な行動の問題として示される可能性がある。従わなければならない職員にとっては、タリバンが政府内の生活に規則を一つずつ設けて介入し続けていることを改めて認識させるものだ。そして外部の観察者にとっては、国家の通信経路が依然として厳しく統制され、意思決定が上意下達で行われ、現代の行政機関の大半で当たり前となっている日常的なデジタル業務の余地がほとんどないことを示す新たな兆候である。



