ハマスは、仲介者および平和評議会の代表との協議で幅広い合意が得られ、ガザ停戦合意の履行と第2段階への移行に向けて大きく前進したと述べた。2026年6月17日にシャファク・ニュースが報じたこの発言は、交渉が解決済みではなく、複数の重大な問題が依然として議題に残る中で、活発に続けられていることを示している。
ハマスの報道官ハゼム・カセム氏によると、協議では、国家委員会のガザ地区入り、国際部隊の展開、パレスチナ側の武器の問題が焦点となった。カセム氏は、武器の問題は全当事者が受け入れられる論理的な枠組みを通じて扱われていると述べた。また、履行の枠組みを最終決定するため、ハマスはニコライ・ムラデノフ氏を含む仲介者や平和評議会の代表との会合を続けていると語った。
カセム氏はまた、ハマスが協議で柔軟かつ前向きな姿勢を示していると述べた。同氏によると、ハマスの目標には、ガザでの「ジェノサイド」と同組織が呼ぶ行為を終わらせ、人道支援を円滑化し、復興活動を始めることが含まれる。こうした目標は現在の交渉姿勢の基礎として示され、次の段階にはガザのパレスチナ人の利益が反映されるべきだとハマスは主張している。
報道によると、ハマスは日曜日、ムラデノフ氏が提案したロードマップに対するパレスチナ諸派の回答を提出する一方、ガザ地区からのイスラエル軍の完全撤退を改めて要求した。この措置は、次の段階に向けて実行可能な手順を模索しながらも、回答を提出し、立場を改めて表明するという正式な順序に沿って交渉が進んでいることを示している。
ムラデノフ氏は5月21日、ドナルド・トランプ米大統領が提案したガザ計画を実施するための15項目のロードマップを提示した。報道によると、このロードマップは、復興、武装解除、イスラエル軍の撤退、国際安定化部隊の役割、警察組織の再建を網羅している。また、次の段階を始める前に、人道支援、燃料供給、国境検問所、避難施設の提供など、停戦開始時に約束された措置に加え、シャルム・エル・シェイク合意に含まれる約束を履行するよう求めている。
同じ報道は、現在の協議を、ガザでの戦争を終結させるために2025年9月29日に発表されたトランプ氏の20項目の計画と関連付けている。この提案には、イスラエル人人質の解放、ハマスの武装解除、イスラエル軍の段階的撤退、テクノクラート政府の樹立、国際安定化部隊の展開が含まれていた。第1段階は2025年10月10日に発効したが、ハマスは合意に基づく義務を履行したと主張し、イスラエルが合意に違反して第2段階への移行を遅らせていると非難している。
この報道から浮かび上がるのは、最終的な着地点には達していないものの、より詳細な段階に入った交渉プロセスである。当事者らはもはや大まかな原則を述べるだけではなく、諸機関、武器、治安部隊、復興、そして約束をどの順序で実行するかをめぐって議論している。ハマスは対話を継続する意思があると自らを位置付けているが、次のいかなる措置にも、ガザにおけるイスラエル軍の駐留終了と、救援・復興を支えられると同組織が主張する仕組みを含めなければならないとも強く求めている。
この報道は、停戦をどのように履行すべきかをめぐるより広範な争いを決着させるものではないが、第2段階が具体的な条件に基づいて協議されていることを示している。これは重要である。なぜなら、交渉は今や、そもそも枠組みが存在するかどうかではなく、どの形の枠組みがガザの次の段階を規定するのかをめぐるものになっているように見えるからだ。



