ジンバブエ国民議会は、歴史的出来事が起きた2026年6月18日、大統領の任期を5年から7年に延長する憲法改正法案を可決した。この変更により、エマーソン・ムナンガグワ大統領は2030年まで在任できるようになるほか、大統領直接選挙が廃止され、今後の国家元首は議会が選出することになる。
ジェイコブ・ムデンダ議長は、この措置に216人が賛成し、42人が反対したと発表した。賛成票は、下院で3分の2の多数を得るために必要な187票を上回った。法案はその後、承認が見込まれていた上院に送られ、可決後に成立のため大統領へ提出される予定だった。出来事が起きた時点では、これらの手続きは完了していなかった。
この提案は、1980年の独立以来ジンバブエを統治してきたムナンガグワ率いる与党「ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)」の運動を受けたものだった。内閣は2月にこの計画を承認した。83歳のムナンガグワは以前、自身は憲法を尊重し、任期制限を守ると述べていたため、この法案は彼の大統領職の終わりを規定する枠組みに対する重大な変更となる。
ムナンガグワは、軍の後押しを受けたロバート・ムガベの失脚後、2017年に政権を握った。2018年と2023年の大統領選挙で勝利したが、いずれも結果をめぐって争いが生じた。現行の日程では、彼の2期目は新法案が想定する2年間の延長より前に終了することになっていた。
ジンバブエの2013年憲法は、大統領の任期を2期までに制限した。また、任期制限の延長には国民投票での承認が必要であり、現職大統領は、有権者が2回目の国民投票で承認しない限り延長の恩恵を受けられないと定めていた。憲法裁判所は、採決前の水曜日に、議会法案の阻止を求める法的な申し立てを退けた。
野党、市民社会団体、憲法学者らは、これほど重大な変更は議会だけで決めるのではなく、有権者の直接判断に委ねるべきだと主張した。任期の長期化と間接選挙は、国民に対する説明責任を弱める恐れがあると警告した。支持者らは、変更が継続性と政治的安定をもたらすと述べた。これらは相対立する政治的主張であり、採決によって確定したのは下院の承認だけだった。
したがって、この法案は、大統領任期の延長と、大統領を選ぶ権限を有権者から議員に移すという2つの構造的変更を組み合わせたものだった。その直接的な効力は、残る上院での審議と成立手続きに加え、今後生じ得る法的問題や国民投票をめぐる問題に左右された。6月18日時点で、国民議会は必要な特別多数で法案を可決していたものの、提案された憲法制度はまだ全面的に施行されていなかった。また、この採決だけでは、2013年憲法の保障規定の下でムナンガグワが合法的に任期延長の恩恵を受けられるかどうかも決着しなかった。この問題は、有権者による直接の承認を求める反対論の中心にあった。



