ケイト・ダグラスは2026年6月19日、インディアナポリスで行われたプロ・スイム・シリーズの女子50メートル自由形で23秒59の世界新記録を樹立し、優勝した。米国のダグラスは、チームメートのグレッチェン・ウォルシュも同種目の歴代最速級の記録を残した決勝で、従来の記録を0秒02更新した。

スウェーデンのサラ・ショーストロムは、2023年7月29日に福岡で行われた世界選手権で記録した23秒61の世界記録を保持していた。ダグラスがインディアナポリスでのレース前に持っていた自己ベストは23秒91で、これはウォルシュと並ぶ米国記録でもあった。そのため、今回の優勝記録は、2人が共有していた国内記録を0秒32更新した。

レース終盤に入った時点ではウォルシュがリードしていたが、最後の15メートルでダグラスが追い抜いた。電光掲示板にタイムが表示されると、ダグラスは明らかに驚いた反応を見せた。レース後、自分の目標は自己ベストを出して米国記録を更新することであり、23秒59に到達できると予想していたわけではないと語った。

ウォルシュは23秒78で2位となった。この記録により、ウォルシュは当時、この種目で史上5番目に速い選手となったが、レースではダグラスに0秒19及ばなかった。米国代表のチームメートである2人は結果を確認した後、コースロープ越しに抱き合った。アンナ・モエシュが24秒20で上位3人に入った。

この快挙により、幅広い種目で実績を築いてきたダグラスに、短距離自由形の記録が加わった。ダグラスは2024年パリ五輪の200メートル平泳ぎで金メダルを獲得しており、これは距離も泳法も大きく異なる種目だ。提供された資料はその多才さを伝えているが、インディアナポリスでの記録が五輪や世界選手権で樹立されたとはしていない。記録が生まれたのは、国内で開催されたプロ・スイム・シリーズの大会だった。

50メートル自由形の結果は100分の1秒単位で決まるため、記録の推移も精密だ。ショーストロムの23秒61はダグラスの23秒59に更新され、一方、ウォルシュの23秒78とモエシュの24秒20は追加の記録ではなく、レース順位を示すタイムにとどまった。報道は承認手続き上の未解決事項には触れておらず、この泳ぎを新たな世界記録として伝えた。

6月19日の大会では、世界基準を更新したことと、ダグラス自身の記録向上の幅の両方に大きな意義があった。ダグラスは23秒91の国内記録を共有する立場で大会に臨み、レースではウォルシュを、記録一覧ではショーストロムを抜き、0秒32速いタイムを残した。直後の反応は、決勝のタイムがその夜に設定していた目標を上回ったことを物語っていた。この結果、以前はウォルシュとその栄誉を分け合っていたダグラスが、米国記録の単独保持者にもなった。