出来事の日付:2026年6月24日。 ソウルの裁判所は、5万人を超える信者に韓国の「国民の力」へ入党するよう強要した疑いを巡り、新天地イエス教会の94歳の指導者、イ・マンヒ氏の逮捕を命じた。
疑惑の対象期間は2021年から2024年までで、政党法違反の疑いに関するものだ。保守政党の国民の力(PPP)は、疑惑の行為があった当時、ユン・ソンニョル大統領の下で同国の与党だった。AFP通信に提供された裁判所の短い声明によると、ソウル中央地方裁判所は水曜夜、証拠隠滅の恐れを理由に令状を認めた。その後、イ氏は拘束された。
新天地は、指導者を拘束する根拠に異議を唱えた。教会は声明で、度重なる捜索と押収により、関連する証拠はすでに確保されていると述べた。また、イ氏の年齢を考えれば逃亡は現実的ではないと主張した。同団体は逮捕に深い遺憾の意を表明し、法的資源を活用して事実を明らかにし、裁判で同団体が「実体的真実」と呼ぶものを追求すると述べた。
イ氏の逮捕により、その事件は、宗教団体と政治家の間に疑われるつながりを巡る、より広範な捜査の中に位置づけられることになった。検察と警察は1月、共謀の可能性について合同捜査を開始した。別の事件では、事業上の便宜を得るため、教会幹部にユン氏の妻への贈賄を指示したとの疑いで、検察が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の指導者、ハン・ハクチャ氏を起訴していた。キム・ゴンヒ前大統領夫人は、旧統一教会関係者から高級品を受け取ったことなどの容疑で有罪判決を受け、4月に控訴審で懲役4年を言い渡された。
一方、ユン氏は2024年12月に短期間、戒厳令を発令したことを受けて大統領職を解かれ、内乱罪で有罪判決を受けていた。同氏は無期懲役判決を不服として控訴中で、拘束が続いていた。これらの手続きはイ氏に対する疑惑とは別のものであり、イ氏への疑惑は法廷で審理されるべき段階にとどまっている。
イ氏は1984年に新天地を創設した。同教会は、特に「ヨハネの黙示録」に関する独特な聖書解釈で知られ、多数の信者を集める一方、継続的な論争も招いてきた。批判者は、同教会が欺瞞的な勧誘を行っていると非難してきた。研究者らによると、その教義ではイ氏に救世主的な役割が与えられ、審判の日に14万4,000人がイ氏とともに天国へ行くとされている。同団体は新型コロナウイルス流行初期にも注目を集め、一時は韓国の感染者の半数以上を信者が占めていた。
令状はイ氏の有罪を決定するものではない。政治的な党員勧誘を巡る疑惑の手続きが進む間の拘束を認めるものであり、裁判所が示した懸念は証拠の保全に重点を置いている。教会はこの事件を争うと約束している。



