出来事の日付:2026年6月24日
ウクライナ軍参謀本部は、同国軍が2026年6月24日に先立つ夜間、オレンブルク・ガス処理工場とロシアの衛星通信センター2カ所を攻撃し、ロシア領奥深くのエネルギー・軍事インフラを狙うキーウの作戦を拡大したと発表した。この主張は独自に検証できず、ロシア当局者は報告された施設について直ちにコメントしなかった。
オレンブルクの複合施設は、カザフスタンに近い南ウラル地方にあり、前線から1,200キロ以上離れている。ウクライナは、この攻撃により世界最大級のガス処理施設の一つで火災が発生したと述べた。参謀本部によると、同じ複合施設内にはロシア唯一のヘリウム工場がある。
キーウによると、この施設では、液体燃料ロケットエンジンや誘導システムに使われるヘリウムのほか、固体ロケット燃料や火薬の製造に使われるエタンが生産されている。これらの説明はウクライナ軍によるもので、標的の戦略的価値についての同軍の説明として提示された。
参謀本部はまた、モスクワ近郊のドゥブナ宇宙通信センターと、首都東方のウラジーミル州にある別の施設への攻撃も報告した。これらの施設はロシア軍にサービスを提供していると説明した。声明は、攻撃にミサイルとドローンのどちらが使われたかを明らかにしなかった。
ロシア国防省は、自国軍が夜間にウクライナのドローン323機を撃墜したと発表した。地方当局者によると、ニジニ・ノヴゴロドではドローン攻撃で2人が死亡、2人が負傷し、国境地域のベルゴロドでも1人が死亡した。これらはロシア当局が発表した数字である。
ウクライナは、ロシアが支配するクリミアへの攻撃も続けた。同市のロシア任命の知事によると、ドローン攻撃によりセヴァストポリで停電が発生した。ウクライナ保安庁は、半島にある2カ所の軍用飛行場を攻撃し、ミサイルシステムを破壊したと発表した。キーウは、ロシアが2014年に違法に併合したクリミアを通る補給路の遮断を目指している。
反対方向へのロシアの攻撃も続いた。ウクライナ空軍は夜間に長距離ドローン101機を確認した。地方当局者によると、バラクリーアではロシアのドローンにより56歳の女性が死亡し、スーミ近郊では誘導爆弾により57歳の路面電車運転手が死亡した。前日にクラスター弾を搭載したロシアの弾道ミサイルがクリヴィー・リフを攻撃したことによる死者数は4人に増えた。
ウクライナ北部では、当局が7月1日からベラルーシ国境沿いの地域で強制避難を命じた。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアがベラルーシを戦争にさらに深く引き込もうとしていると述べたが、モスクワとミンスクはいずれもこの主張を否定した。
ゼレンスキー氏はまた、ロシアの防空部隊がモスクワとケルチ橋方面へ再配備されたと述べた。この主張はウクライナ側の評価を反映したもので、独自に確認された移動ではない。同橋は占領下のクリミアとロシアを結び、軍事補給にとって重要である。
夜間の攻撃は、両国が戦場をはるかに越えて戦力を投射し続けていることを示した。被害に関する主張の検証は依然として困難だった一方、確認された民間人被害の報告は、拡大するドローン・ミサイル作戦がもたらす直接的な代償を浮き彫りにした。



