発生日:2026年6月24日。

ウクライナ保安庁は、ロシア占領下のクリミアにある軍用飛行場2カ所を攻撃し、ミサイルシステムを破壊したと発表した。これは、前線のはるか後方にある軍事、通信、エネルギーの各インフラに対するウクライナの一連の大規模な攻撃の一環だ。同庁の主張は、初期報道の段階では独立に検証されていなかった。

2カ所の飛行場と具体的な防空装備に関する詳細は、当初の報告では限られていた。それでもこの発表は、ロシアが2014年に併合したクリミアに対するウクライナの作戦が激化するなかで行われた。この半島には海軍基地があり、ウクライナに展開するロシア軍への重要な補給経路となっている。

同市のロシア任命知事ミハイル・ラズボジャエフによると、夜間の別の攻撃によりセバストポリで停電が発生した。ウクライナは、夏の観光シーズン中も含め、半島の軍事補給路と電力システムの混乱を図ってきた。AP通信が引用した西側のアナリストらは、キーウには、この作戦によって戦争終結を求めるロシア国内の圧力を強める狙いもあると述べた。

クリミアでの作戦は、広範な夜間攻撃の一部だった。ウクライナ軍参謀本部は、前線から1,200キロ以上離れた南ウラル地方のオレンブルク・ガス処理工場を攻撃し、施設で火災を発生させたと発表した。同本部は、この施設を、産業・軍事用途のある物質であるヘリウムとエタンの主要生産拠点だと説明した。

参謀本部はさらに、ロシア軍が使用する衛星通信センター2カ所、すなわちモスクワ近郊のドゥブナ・センターと、ウラジーミル州にある別の施設を攻撃したと報告した。ロシア当局者はこれらの主張について直ちにコメントせず、参謀本部もドローンとミサイルのどちらが使われたかを明らかにしなかった。

ロシア国防省は、同国軍が夜間にウクライナのドローン323機を撃墜したと発表した。地方当局者によると、ウクライナのドローン攻撃によりニジニ・ノヴゴロドで2人が死亡、2人が負傷し、国境地帯のベルゴロド州でも1人が死亡した。

一方、ウクライナ空軍によると、ロシアはウクライナに長距離攻撃型ドローン101機を発射した。ウクライナの地方当局者は、ロシアの攻撃によりバラクリアで女性1人が、スーミ近郊で路面電車の運転士1人が死亡したと発表した。前日にクリヴィー・リフで起きたロシアの弾道ミサイル攻撃による死者は4人に増えた。

ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアが一部の防空装備を国内各地域からモスクワと、クリミアとロシア本土を結ぶケルチ橋の方向へ移動させたと述べた。これはウクライナ側の分析であり、独立した確認は取れていない。

報告された一連の作戦は、長距離攻撃の応酬が拡大していることを併せて示した。ただし、クリミアの飛行場とミサイルシステムについては、当初の記録はウクライナ当局の発表にとどまり、被害規模は独立に確認されていない。ゼレンスキー氏はまた、ウクライナが最近、サンクトペテルブルク近郊のバルチック艦隊の兵器庫でロシアの弾薬6万トン超を破壊したと述べたが、これも報道ではキーウ側の主張として伝えられている。