出来事の日付:2026年6月26日。 ウクライナはロシア各地、ロシア占領下のクリミア、周辺海域に対して夜間に大規模なドローン作戦を実施し、ロシア国防省は防空部隊が航空機660機を迎撃したと発表した。
ロシア側の集計が正確であれば、これはロシアが4年以上前に全面侵攻を開始して以来、ウクライナによる最大級のドローン一斉攻撃の一つとなる。前年に報告されたそれまでで最大の同種作戦は、5月17日のドローン556機によるものだった。ロシアは、想定されていた標的や生じた被害について包括的な説明を示さなかった。
モスクワ市長のセルゲイ・ソビャーニンは、首都へ向かったドローン47機が撃墜され、現地で死傷者や被害はなかったと述べた。ロシアの独立系メディア「アストラ」は、ノボモスコフスクの化学工場と水力発電施設で火災が起きたと報じたが、これらの主張は当局に確認されておらず、提供された報道の範囲では独自に検証できなかった。
ウクライナ保安局は、同局のドローンが戦略的に重要なクリミアの港湾都市ケルチで、ロシア海軍の艦船と防空レーダー設備を攻撃したと発表した。偵察・機雷敷設艦のヴォルガとヴャトカ、旅客貨物フェリーのペトロパブロフスクを挙げ、大規模な火災が発生したと主張した。これらの命中に関する主張について、独立した確認は得られていない。
この作戦は、ウクライナが国産の長距離ドローンの使用を拡大する取り組みの一環だった。キーウは、ロシアの燃料供給と軍事兵站の混乱を狙い、前線を越えた場所にある石油、エネルギー、輸送関連資産へドローンを向かわせることを増やしている。報道で引用された西側の分析者と当局者は、この作戦がモスクワの戦争遂行にさらなる圧力を加えたと評価したが、この夜の攻撃による影響はまだ明確ではなかった。
攻撃の数時間前、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアに紛争終結を迫ることを目的とした40日間の取り組みに言及した。この発言に先立つ1年間、米国の支援を受けた外交努力が続いていたが、和平には至っていなかった。それでも両国は金曜日に捕虜交換を完了し、それぞれ160人が帰国した。
同じ期間、ロシアもウクライナ上空での航空作戦を続けた。ウクライナ当局は、複数の地域での攻撃により少なくとも3人が死亡し、20人以上が負傷したと発表した。ウクライナ空軍は、ロシアのドローン189機のうち174機を阻止した一方、弾道ミサイル「イスカンデルM」7発のうち4発が防空網を突破したと報告した。
並行して行われた一斉攻撃は、戦争における航空戦の領域が拡大していることを浮き彫りにした。両国は多数の無人機を長距離にわたって飛行させることができた一方、迎撃や標的への損害をめぐる主張をリアルタイムで独自に検証することは依然として困難だった。
キーウは、ベラルーシ国内でのロシアの活動も注視していた。ウクライナ国境当局は、ベラルーシのより内陸部で訓練区域と基地が増えているのを確認したが、ウクライナ国境近くにロシア軍部隊や装備が集結している状況は見られないと述べた。ロシアが2022年の侵攻開始時にベラルーシ領を利用したことから、この評価には重要な意味があった。



