出来事の日付:2026年6月30日。
韓国国会は、ハン・ソンスク首相候補の任命同意案を可決し、同氏が同国で2人目の女性首相に就任する道を開いた。採決には、同氏の指名に反対し、首相に不適格だと評した最大野党「国民の力」は参加しなかった。[Source 14165]
動議は、出席議員167人のうち166人の賛成で可決された。残る1票は無効票だった。国会を主導する与党「共に民主党」に加え、祖国革新党や進歩党など、政府と足並みをそろえる他党もハン氏の承認を支持した。[Source 14165]
ハン氏は韓国の第50代首相となり、李在明(イ・ジェミョン)大統領の下で首相を務める2人目の人物となる見通しだ。国会の承認は、6月7日の指名から23日後に行われた。[Source 14165]
同氏の承認は、韓国の政治指導部上層における女性の代表という面でも節目となる。ハン氏は、2006年にハン・ミョンスク氏が初の女性首相に就任してから20年を経て、韓国史上2人目の女性首相となる。[Source 14165]
現在の政府での役職に就く前、ハン・ソンスク氏はインターネット業界でキャリアの多くを築き、韓国の大手オンライン・ポータル企業ネイバーの最高経営責任者を務めた。その後、李氏の政権で初代の中小企業担当相に就任した。大統領府は指名を発表した際、同氏の経験により、技術的変化と厳しい国際情勢の中で国を導くのに適任だと説明した。[Source 14165]
野党は承認手続きの過程で、この指名に異議を唱えた。「国民の力」が挙げた問題の一つは、ハン氏が中小企業担当相を務めていた際、オーディション形式で実施された政府のスタートアップ育成プログラムに関連して個人情報が流出したことをめぐる論争だった。提示された証拠からは、この問題に関連して同氏に不正行為があったとの認定は確認できない。[Source 14165]
この対立は、本会議での採決に先立つ国会手続きにも影響した。これに先立つ6月30日、「国民の力」の議員らは国会の人事聴聞特別委員会の会合をボイコットした。その後、「共に民主党」が主導する国会は、野党不在のまま同委員会の人事聴聞経過報告書を採択した。「国民の力」は続く本会議での承認採決も欠席した。[Source 14165]
この結果は、野党の抵抗にもかかわらず、与党陣営が指名承認を進める力を持つことを示した。任命同意案が承認されたことで、ハン氏は就任し、テクノロジー、ビジネス、中小企業政策における経歴を首相の職務に生かす態勢が整った。[Source 14165]



