発生日:2026年7月2日
アルバニア警察は2026年7月2日、首都ティラナで、ドナルド・トランプ米大統領の義理の息子ジャレッド・クシュナー氏と関係する沿岸部の高級開発計画に反対する最新の抗議活動中、反政府デモの参加者らと衝突した。当局によると、警官12人が負傷し、デモ参加者18人が拘束された。
数百人が国会議事堂前に集まった。一部は警察に石や卵、ペットボトルなどを投げ、デモ参加者は金属製バリケードの一部を使って警察車両の窓を割った。警官隊は群衆を押し戻すため、催涙ガスやペッパースプレーとともに放水砲を使用した。
この衝突は、1カ月以上前に始まった「フラミンゴ革命」と呼ばれる連日のデモの一環だった。この運動は当初、放棄された島とその近くのアドリア海沿岸に計画されているリゾートの環境への影響に焦点を当てていた。その後、社会党のエディ・ラマ首相と同政権に対するより広範な反対運動へと拡大した。
それまでの数週間のデモには数千人が参加し、笛を吹き、段ボール製のフラミンゴを掲げていた。フラミンゴは、反対派が計画によって生息地を脅かされる可能性があると主張する、保護対象の渡り鳥の一種だ。環境活動家や政府批判派は、開発場所と政治的後押しに異議を唱えている。
アルバニア政府は、ナルタ潟での計画が、旧共産主義国である同国を高級市場へ進出させることで観光業を変革し得ると主張している。政府はこの開発戦略を、アルバニアによる欧州連合(EU)加盟へのより広範な取り組みと結び付けている。公表された報道は、計画の承認段階や投資額、また関係があるとの説明以上にクシュナー氏が具体的にどのように関与しているのかを明らかにしていない。
国会議事堂前でデモ参加者はラマ首相の辞任を要求し、同首相は刑務所に入るべきだと唱える者もいた。デモ参加者のアグステラ・トーマ氏は、首相が自分たちの懸念を無視したため、人々は議員らに話を聞いてほしいと考えていると述べた。この発言は、政府に関する認定ではなく、抗議運動側の立場を反映したものだ。
ベスフォルト・ラマラリ内相は、警官への攻撃を破壊行為であり犯罪的暴力だとして非難した。同内相は、警察は法執行と市民の保護を担う公務員であると述べ、警察に対する暴力を国家への攻撃と位置付けた。
報道は、衝突の双方による実力行使と物の投てきを記録している。デモ参加者は警官を攻撃し、警察車両を損壊した一方、警察は化学刺激剤と高圧放水を使用した。警察の対応が相応だったか、あるいは拘束された18人全員が訴追されたかについて、独立した評価は示されていない。
7月2日の暴力は、特定の環境紛争からラマ政権へのより広範な異議申し立てへ移行していた運動が、より激しい局面に入ったことを示した。抗議活動が続く中、政府は観光業とEU加盟への野心と、保護対象の生息地、市民の同意、警察活動を巡る問題との間で均衡を取ることを迫られた。



