出来事の日付:2026年7月6日
モナコと欧州の複数の国にまたがった捜索は、キーウ郊外の森林で39歳のアナスタシア・ベレゾフスカ氏が発見されたことで終わった。ウクライナ当局によると、同氏は頭部を撃たれ、埋められていた。現在、男性2人が集団による殺人の容疑に問われている一方、捜査当局は、ベレゾフスカ氏が指名手配されていた別の爆発物攻撃にほかの人物が関与したかどうかについて捜査を続けている。
同氏の遺体は7月6日夜遅くに発見されたと報じられている。ウクライナ検事総長と保安局(SBU)による情報は、同氏の帰国と殺害を関連付けている。当局によると、同氏は7月1日にウクライナへ入国し、その2日後、キーウ州内の道路で容疑者2人と会い、彼らの車に乗り込んだ。
被告の1人はウクライナ国防省情報総局に所属し、もう1人は元法執行機関職員である。検察は、事前の合意に基づき共同で故意に殺害したとして、両者を起訴した。SBUによると、現役の情報将校はベレゾフスカ氏を殺害したことを認め、もう1人の男性の名前を挙げた。これらは依然として申し立てであり、提供された報道に判決は含まれていない。
捜査当局はまた、両容疑者からベレゾフスカ氏の暗号資産口座と通常の銀行口座への複数回の送金を確認し、2人がモナコでの作戦を支援したのかどうかを調べている。元警察官の自宅では、地下室から防水シート、袋、斧、つるはしが見つかった。検事総長は、この部屋が同氏の死亡に何らかの役割を果たしたことを示す証拠はないと明言した。公開された映像は、容疑者の人物像を示すことだけを目的としていた。
先の事件は6月29日、モナコの集合住宅で始まった。当局は、ベレゾフスカ氏が数日間にわたり住所を監視した後、建物の入り口付近に爆発物入りの小包を置いたとみている。モルガン・レイモンド次席検事によると、同氏は実行時に男性に変装していた。午後9時を少し過ぎたころ、3人が到着した際に小包が爆発し、全員が負傷、そのうち2人が重傷を負った。
当局の資料は被害者の名前を明らかにしていない。地元の報道は、標的とされたとされる人物について、不動産開発業者のヴァディム・イェルモラエフ氏と、そのパートナーおよび13歳の息子だと特定した。イェルモラエフ氏は2019年にウクライナ国籍からキプロス国籍へ変更し、2023年以降、ウクライナの制裁対象に指定されている。
警察は、ベレゾフスカ氏がレンタカーでモナコから逃れ、イタリアとドイツを通過したとみていた。その後、国際刑事警察機構(インターポール)は、殺人未遂、共謀、公共道路への爆発物の犯罪的設置などの容疑に関して、赤手配書を発行した。
ウクライナとモナコの当局は、双方の捜査が続くなか連携しているとしている。したがって、証拠が示しているのは交差する複数の捜査であり、責任が確定した状況ではない。ベレゾフスカ氏は有罪判決を受けた爆弾犯ではなく容疑者であり、拘束された男性2人も同氏を殺害したとして告発されているものの、有罪判決を受けたわけではない。入手可能な報道には、こうした明示された不確実性を解消する追加の証拠はなく、記録された内容の範囲が引き続き重要となる。



