発生日:2026年7月8日
バングラデシュのクトゥパロン難民キャンプで、雨を含んだ土砂が教室を押し流し、教師1人と子ども7人が死亡した。7月8日の災害はコックスバザールで発生した。同地では、過密状態のロヒンギャ居住区がモンスーンの豪雨に弱い地形に設けられている。
緊急作業員と地元のボランティアは、学校の現場でぬかるんだ泥を掘った。授業中に地滑りが簡素な教室の建物を土砂で覆い、子どもたちは土中に閉じ込められた。難民救援・帰還担当委員のモハメド・ミザヌール・ラーマン氏が、確認された死者数をAFPに伝えた。同氏によると、4人は学校で死亡し、残る4人の死亡は病院で記録された。
この事故は、その週にキャンプ群で報告された2件目の死者を伴う地滑りだった。7月6日には、夜間に三つの別々のキャンプで地滑りが発生し、就寝中の住民少なくとも8人が死亡した。このため学校での死者を加えると、報告された一連の降雨関連災害による死者は計16人となった。
さらに危険な天候が予想されていた。バングラデシュの政府洪水予報センターは、極めて激しい降雨がさらに4日間続くと予測していた。この見通しは、水分を含んだ地盤が相次いで崩落して死者を出した後も、斜面や建造物が引き続き危険にさらされることを意味した。
キャンプの状況は脅威を増幅している。コックスバザールには、2017年の軍事作戦下のミャンマーから逃れた多くの人々を含む、120万人超のロヒンギャ難民が暮らしている。樹木が伐採された丘陵に、簡素な住居が密集して建てられている。モンスーンの雨水がこうした伐採済みの斜面に流れ込むと、弱くなった地盤が不安定になる恐れがある。
7月8日の死者は、危険が住居以外にも及んでいることを浮き彫りにした。子どもたちが学習に使っていた場所が地滑りの進路上にあり、救助隊は泥の中から犠牲者を収容することになった。4人は生存した状態で医療機関に搬送されたものの、学校での事故の被害者として集計された全員が最終的に死亡したと報告された。
ロヒンギャの地域代表、サイード・ウラー氏は、より安全な土地が必要だと述べた。ロヒンギャ統一評議会の会長として、同氏は難民の居住をめぐる調整を批判し、そうした不備が事故の繰り返しにつながっていると指摘した。同氏の発言は、雨が続く間の保護措置として移転を求めるものだった。
より広範な避難状態は何年にもわたって続いている。国連はロヒンギャ危機を、規模が極めて大きく、長期化した危機であると位置づけている。民間人の殺害や村への放火を含む、ミャンマーによる2017年の弾圧時の出来事は、ハーグにある国連の主要司法機関で、ジェノサイドをめぐる訴訟として審理されている。
しかしクトゥパロンでの差し迫った懸念は、すでに危険な丘陵にさらに雨が降ることだった。学校で確認された犠牲は8人、すなわち児童7人と教員1人だった。キャンプ内の別の場所で先に発生した死者を加えると、この悲劇は、長雨によって周辺の斜面が不安定になるたび、密集して暮らす難民が危険にさらされる現実を浮き彫りにした。



