イラン封鎖再開後、商船2隻の進路を変更させたと米中央軍

米軍の中央軍(CENTCOM)は、イランに対する海上封鎖を再開した後、米軍が商船2隻の進路を変更させたと発表した。海上での米政府による最新のエスカレーションが、直ちに作戦上の影響をもたらした形だ。

アナドル通信が伝えたCENTCOMの声明によると、進路変更は7月15日に封鎖が再開されてから17時間以内に行われた。CENTCOMは、これらの船舶が封鎖を突破しようとしていたとし、米軍は封鎖の完全な順守を確保するため、警戒を続け、対応態勢を整えていると付け加えた。情報源の資料で公に説明された最も明確な行動は、米軍の指示の下で商船2隻が引き返させられたということだ。

封鎖の再開は単独で行われたものではない。CENTCOMはこれを、イランの標的に対するより広範な攻撃作戦と関連付け、イランがホルムズ海峡で商船を攻撃するために用いる能力を低下させることが作戦の目的だと述べた。言い換えれば、米政府は海上支配措置と、商船への脅威を減らすためだとする攻撃を組み合わせている。

同軍の司令官ブラッド・クーパー海軍大将はまた、イランが中東全域で民間人と商船を意図的に標的にしていると非難した。クーパー氏によると、イランはその前の1週間に商船7隻を攻撃し、民間の乗組員約12人が死亡、行方不明、または負傷した。CENTCOMが示したこれらの数字は、作戦の最新段階を正当化する米国側の根拠の一部となっている。

同じ報道によると、ドナルド・トランプ大統領は、攻撃は数日間続くと述べ、テヘランが交渉に戻らない限り、翌週には発電所や橋も標的となり得ると警告した。これは事態を海上での迎撃から、より広範なインフラ攻撃へとエスカレートさせるものだが、情報源は、そのような追加攻撃がすでに実施されたかどうかを示していない。

情報源の資料には、封鎖や進路変更、船舶の身元についてイラン側の確認は記載されていない。また、CENTCOM自身の公式声明以外の独立した検証も示されていない。資料から確認できるのは、商船輸送がすでにリアルタイムで影響を受けていることと、米軍が圧力手段として迎撃を公然と用いていることだ。

ホルムズ海峡が報道の中心的な焦点であり続けるのは、同海峡でわずかな混乱が起きただけでも、世界の海運全体に波及し得るためだ。米国が封鎖を再開した後に商船の進路を変更させているのであれば、当面の問題は、さらに多くの船舶が引き返させられるのか、そして海運事業者がこの航路をますます制約されたものと見なし始めるのかということになる。

現時点でCENTCOMの主張は限定的だが、重大な意味を持つ。商船2隻の進路が変更され、軍は必要な限り封鎖を実施する用意があるとしている。