CHPとの決別が具体化
裁判所によってトルコの共和人民党(CHP)党首の座を追われたオズギュル・オゼル氏は2026年7月21日、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領に対抗するため、別の政党を設立する計画を発表した。
オゼル氏は国会でCHP議員や他の当局者を前に演説し、この構想をトルコ統治への道筋として示した。AP通信が引用した報道によると、組織名は「イェニ・パルティ」、すなわち「新党」となる見通しで、同じ週の後半にも正式に発足する可能性があった。アルジャジーラは党名がまだ発表されていないと報じており、引用された報道ではこの点は未確認のままだった。
オゼル氏は、この取り組みを国民に選出された議員らとともに始めると述べた。両報道によると、定数600のトルコ議会でCHPが有する135議席のうち、多くの議員が新組織へ移ると見込まれていた。オゼル氏は、同党が大差で最大野党になると予測した。
発表に先立ち、控訴裁判所は5月、オゼル氏を党首に選出したCHPの2023年党大会の結果を無効とする判決を下していた。裁判所は不正疑惑を理由に、ケマル・クルチダルオール前党首を復職させた。批判する側とオゼル氏は、この法的措置は政治的動機に基づくもので、野党に対する広範な運動の一環だと述べた。政府はこの見方を否定し、裁判所は独立して機能しているとした。エルドアン氏は党首を巡る訴訟をCHP内部の争いと呼び、政府による司法介入を否定した。
新党構想は、すでに法的・政治的圧力を受けている野党を大きく変える可能性がある。主にCHPが統治する自治体での汚職疑惑を巡る捜査により、数百人の党員と選挙で選ばれた公職者が拘束された。その中には、報道でエルドアン氏の有力な対抗馬になり得る人物とされたイスタンブール市長のエクレム・イマモール氏もいる。イマモール氏は2025年3月から収監され、数十年に及ぶ刑を科される可能性のある複数の訴訟に直面している。
オゼル氏は、13年間CHPを率いたクルチダルオール氏の後任となった。オゼル氏が党首を務めていた間、同党は2024年の地方選挙でエルドアン氏の与党に対して躍進した。さらに多くの都市で勝利し、イスタンブールとアンカラを含め、5年前に獲得した自治体での地位を強化した。
新組織がその勢いを維持できるかどうかについては、見方が分かれたままだった。一部の識者は、支持者と議員をCHPから移すことで反エルドアン陣営が分裂する可能性があると主張した。世論調査会社ゲジジのムラト・ゲジジ会長はアルジャジーラに対し、オゼル氏の構想が国民から強い反応を引き出して野党の主要な中心にならない限り、短期的・中期的な政治力学はエルドアン氏と公正発展党(AK党)に有利だと述べた。
したがって、引用された分析では、オゼル氏の計画には二つの相反する可能性があるとされた。不満を抱くCHP議員を新たな旗印の下に結集させる可能性と、エルドアン氏に反対する選挙勢力を分裂させる可能性である。議会で直ちにどの程度の勢力を持つかは、正式発足後に何人のCHP議員が参加するかに左右される。



