制御できていない山火事がジロンド地方を進むなか、フランス当局は歴史上の発生日である2026年7月24日までの2日間に、キャップ・フェレ半島から11万人超を避難させていた。命令は大西洋岸沿いの村々を対象とし、キャンプ場や貸別荘に滞在していた数千人の訪問客も含まれていた。

火災はアルカション湾の北側で、1万9,000ヘクタール(4万7,000エーカー)を超える森林を焼いた。水曜日にボルドーの西約40キロにあるソモス付近で発生し、金曜日までに安定化していなかった。当局者は、火勢が強く予測困難だと説明した。住宅80棟が焼け、キャップ・フェレに入る道路は必要不可欠な交通に制限された。

当局は陸路と海路の両方で人々を避難させた。火災が半島唯一のアクセス道路を脅かしたため、船が桟橋から数百人を収容した。ジロンドでの活動には消防士約800人と空中消火機4機が投入された。乾燥した植生と強風によって炎は海岸沿いの松林を進み、炎の高さは最大10メートルに達したと報告された。

さらに南のビスカロッス近郊で発生した2件目の大規模火災は、2,500ヘクタール超を焼き、約3万1,000人の避難を招いた。600人を超える消防士が消火活動に当たり、当局者は主な火線の前方で新たな発火が起きる恐れを警告した。2つの緊急事態により、フランス南西部全域で対応資源が逼迫した。

エマニュエル・マクロン大統領は欧州連合(EU)の市民保護メカニズムを発動した。フランスは、クロアチアの航空機2機、ポルトガルの航空機2機、チェコとスロバキアの大型ヘリコプターによる支援を見込んでいた。ローラン・ニュネズ内相は、国内で32件の山火事が発生中で、2026年には5万ヘクタールが焼失しており、前年同期に記録された面積のほぼ4倍だと述べた。

危機はスペインにも及び、マドリード近郊やアビラ県の地域を火災が脅かしたことから、政府は国家非常事態を宣言した。同国では6万3,000人超が避難したか、屋内にとどまるよう命じられた。極端な暑さ、風、乾燥状態が封じ込め作業を難しくするなか、フランスとスペインはいずれもEUに支援を求めた。

7月24日時点で得られた数字は、最終評価ではなく、変化し続ける緊急事態を表していた。避難者数には、永住者に加えて観光宿泊施設から退避した人々が含まれ、焼失した住宅80棟という数字はキャップ・フェレの火災に関するものだった。当局は、消防隊が火災によって半島への道路接続が断たれ、森林内でさらに延焼するのを防ごうとする一方、半島から安全に移動させることを優先していた。最終的な鎮火日や、物的損失の完全な推計は得られていなかった。風が吹き続け、新たな発火の可能性もあったため、避難者数と焼失面積は報道締め切り後も変わる可能性があった。