発生日:2026年7月24日
ガイアナ当局は、捜索隊がさらに遺体を収容し、一部が水没した船体の引き揚げに取り組むなか、国営フェリー「MVバリマ」の転覆による確認済みの死者数を72人に引き上げた。乗船していたと推定される179人のうち、76人が救助されていた。
船齢87年のフェリーは土曜日、ジョージタウンからポート・カイトゥマに向けて出航し、エセキボ海岸沖の大西洋上で浸水し始め、その後転覆した。政府は最大100人が死亡した可能性があると推定しており、その場合、この沈没事故は同国の記録上最悪の海難事故となる。この推定値は、7月24日までに確認された死者数を上回っていた。
マーク・フィリップス首相は、隊員らが捜索範囲を拡大し、乗船していた全員の所在確認を引き続き試みると述べた。ガイアナや、ブラジル、トリニダード・トバゴを含む他国のダイバーが、遺体の収容とフェリーの引き揚げ作業に加わった。当局者らは、検査によって原因に関係する損傷を特定できることを期待していた。
正確な乗船者数は不明だった。公式の乗船名簿には乗客116人と乗員17人が記載されていたが、当局は最大179人が乗っていたとみていた。政府は、フェリーが乗客と貨物について許可された積載範囲内だったとの立場を維持した一方、生存者らは記者に対し、過積載だったと思うと話した。対立する説明は解決されていなかった。
警察は刑事捜査を開始し、救助された船長、当局によるとマリファナ検査で陽性だった乗員1人、積み込みの監督を担当していた海事監督官の計3人を拘束した。拘束は刑事責任を立証するものではなく、当局者らは捜査結果を待っていた。調査委員会がその結果を検証する見通しだったが、まだ設置されていなかった。
救助活動の迅速さにも疑問が向けられた。生存者の一部は何時間も水中にいたと述べ、世論の批判を招いた。フィリップス首相は、捜査当局が作業を完了するまで辛抱するよう求めた。
MVバリマは無保険で、政府は葬儀と関連費用を負担すると述べた。同船が最後に乾ドックで整備を受けたのは2024年で、10月にさらなる修理が予定されていた。当局によると、インドから取得した新しいフェリーが同船に代わる予定だったが、ポート・カイトゥマで必要となる新たな桟橋はまだ完成していなかった。
これらの事実から、この惨事は船団の老朽化、インフラ、積み込み、緊急対応を巡るより広範な問題の中に位置付けられたが、いずれも原因としてはまだ確定していなかった。7月24日時点で確認されていたのは、確定死者数が増えていること、乗船者全員の把握が完了していないこと、多国籍の収容活動が進行中であること、警察の捜査がなお証拠を収集中であることだった。



