出来事の日付:2026年7月27日

国家防災管理庁によると、パキスタンでは6月下旬から7月27日までに、激しいモンスーンの雨と洪水により少なくとも107人が死亡し、344人が負傷した。数百戸の住宅が損壊し、気象予報当局は、週後半に再び多雨期が始まる可能性があると警告した。

州別ではカイバル・パクトゥンクワ州が55人で最多の死者を記録し、パンジャブ州は36人と報告した。防災当局によると、全死者の半数以上は住宅または屋根の倒壊が原因だった。この数字は、単一の洪水による死傷者ではなく、数週間にわたる複数の事案を合算したものだ。

パンジャブ州では、ラホールとグジュラーンワーラーの両管区にまたがる推定400平方キロメートルが水に覆われた。灌漑当局の高官は、浸水地域が内海のように見えると表現した。ラホール当局は、危険にさらされた地区から移動した住民のため、少なくとも17カ所の救援キャンプを設置した。

マリアム・ナワズ・シャリフ州首相は、緊急対応チームがパンジャブ州全域に配備され、被災地域から洪水を排水していると述べた。当局は、低地に近づかないよう人々に呼びかけた。急激な集中豪雨により短時間で大量の雨が降り、ラホールや他の都市の排水能力を超えた。

パキスタン気象局は、洪水を引き起こす活動は火曜日より前には予想されないと述べた一方、主要河川に流れ込む上流域では水曜日から新たな降雨があると予報した。警告の対象には、ギルギット・バルティスタン、カイバル・パクトゥンクワ、パンジャブ州北部、イスラマバード、パキスタン施政下のカシミールが含まれた。

更新時点では、ラビ川は中規模の洪水段階にあり、ほとんどの大河川は平常または低水位にとどまっていた。この状況は一時的な小康状態を意味するにすぎず、安全宣言ではない。上流域の新たな雨が下流に到達するまでには時間がかかるためだ。パンジャブ州のモンスーンは通常、9月まで続く。

急速な都市拡大により、災害にさらされる度合いが増している。都市への人口流入によって、排水が不十分な場所や建物が安全でない場所に非公式居住地や建造物が生まれた。倒壊による死者の割合が高いことは、降雨リスクが水量だけでなく、住宅の質や都市計画にも左右されることを示した。

パキスタンでは2025年、さらに大規模な災害が発生し、洪水により1,037人が死亡、200万人が避難し、家畜と農作物にも甚大な損失が生じた。この比較は2026年の最終的な死者数を予測するものではないが、シーズン半ばで当局が警戒を続けた理由を浮き彫りにした。さらなる雨が予報される中、救援キャンプ、排水作業、脆弱な地域での警告は引き続き不可欠だった。

救助と被害の査定が続いていたため、国家防災管理庁(NDMA)の集計はなお暫定的なものだった。建物の倒壊後や、孤立地域に到達可能になった後に負傷者数が増えることがある一方、避難によって河川がピークに達する前に死亡を防げる場合もある。そのため当局は、現在の救援活動と次の降雨周期についての警告を組み合わせて対応した。