出来事の日付:2026年8月1日。

提供された報告書が引用したロシア国営メディアによると、モスクワ中心部のレストラン「バルジ・ロッシ」前で爆弾が爆発し、少なくとも5人が死亡、19人が負傷した。セルゲイ・ソビャニン市長はこの事件をテロ攻撃と呼んだが、当局は動機や実行者を公に特定していなかった。

身元不明の女性が、即席爆発装置が入っていたとみられる荷物を持って、レストランで開かれていた非公開イベントに近づいた。爆発は女性が中に入る前に起きた。当局によると、死者には女性、女性を呼び止めた警備員、客1人が含まれていた。国営通信タスはその後、報告された死者数を3人から5人に引き上げた。

女性が爆弾を運んでいることを知っていたのか、あるいは自ら起爆したのかは不明のままだった。経済紙コメルサントによると、配達員が箱を贈り物だと説明した際に警備員が不審に思い、女性を調べようとしたという。同紙は匿名の情報筋を引用し、捜査当局が遠隔起爆の可能性と、配達員は荷物に爆発物が入っていることを知らなかったという暫定的な見方を検討していると報じた。

コメルサントはまた、爆発装置の威力がTNT火薬約1キログラム相当で、金属製のボールベアリングが入っていたと報じた。こうした技術的詳細と遠隔起爆説は、最終的な公式見解として示されたものではない。非公開の集まりにおける警備体制によって屋外テラスへの立ち入りが制限されていた可能性があるが、誰かが具体的に標的とされていたのかについて、捜査当局は発表していなかった。

タスが内務省モスクワ総局の情報として伝えたところによると、爆発は午後8時10分ごろ、クドリンスカヤ広場のテラス付近で発生した。レストランは、プレスネンスキー地区の環状道路サドーボエ・コリツォ沿いにあるスターリン時代の高層建築の一部に入っている。警察、救急隊、捜査班が直ちに派遣された。

ソビャニン市長は、責任者を見つけ出して処罰すると約束したが、実行を計画した可能性のある人物について証拠を示さなかった。報告時点で、ロシア当局はウクライナの関与を主張していなかった。情報源は、モスクワが過去に軍関係者を狙った攻撃についてキーウを非難してきたと指摘したが、その経緯は今回の爆破事件への関与を立証するものではなかった。

レストランは犠牲者の遺族に哀悼の意を表した。当局は配達員の氏名を直ちに公表せず、ほかの死傷者の身元も明らかにしなかった。また、誰かが拘束されたかどうかも発表していなかった。

したがって捜査は、多数の死傷者を出したことが確認された爆発と、複数の暫定的な説明、すなわち不審な荷物、警備員の介入、遠隔起爆の可能性を出発点として始まった。市長が事件をテロと分類したにもかかわらず、配達員が知っていたのか、意図された標的、動機、計画者という主要な疑問は未解明のままだった。最終的な法科学鑑定書は入手できなかった。