日付:2026-08-03

メジャーリーグサッカー(MLS)は8月3日、ロサンゼルスFC(LAFC)の幹部ラリー・バーグ氏を2027年初めからコミッショナーに就任させると決定し、ドン・ガーバー氏による長期のリーグ運営に終止符を打つとともに、MLSの意思決定にすでに深く関与している人物に移行を託した。

AP通信によると、バーグ氏は60歳で、就任前にLAFCの所有権益を手放さなければならない。リーグは、同氏が2027年1月1日に就任し、翌日にニューヨークで正式に紹介されるとしている。ガーディアン紙はさらに、マンハッタンで開かれた会合で、オーナーらがもう一人の最終候補者であるスポーツメディア投資家デービッド・ネイサンソン氏の話も聞いた後、理事会がバーグ氏を選出したと伝えた。

ガーバー氏の後任が重要なのは、同氏の在任期間に現代のリーグが大きく形作り直されたためだ。AP通信によると、ガーバー氏は1999年からコミッショナーを務めており、2026年シーズンの残りの期間は続投した後、会長職に移る。同氏の下でMLSは12クラブから30クラブへ拡大し、サッカー・ユナイテッド・マーケティングを設立し、サッカーに特化したスタジアムの整備を推進し、ユース育成制度を拡充した。AP通信はまた、リーグが2026年ワールドカップによって生まれた勢いをさらに伸ばしたいと考えていると伝えた。

バーグ氏は、金融とチーム作りの双方で培った実績を携えて就任する。AP通信によると、同氏がオーナーを務めた時期に、LAFCは2022年のリーグ優勝を果たし、2019年にはサポーターズ・シールドを獲得した。ガーディアン紙は、同氏を26Northのシニアパートナーと紹介し、以前はアポロ・グローバル・マネジメントとマグロウヒル・エデュケーションで役職を務めていたと記した。また、同氏はリーグのスポーツ・競技委員会の共同委員長を務めており、経営トップの役割に就く前からリーグの政策課題に直接関わっているという。

この引き継ぎは、日程の大幅な見直しを目前に控えた時期に行われる。AP通信によると、MLSは2027年初めに14試合の短期集中シーズンを実施し、その後7月から夏開幕・春終了の日程に移行して、2028年5月に優勝決定戦を行う計画だ。つまりバーグ氏は、海外の多くのリーグと一層足並みをそろえるために大会の開催時期が変更される局面で就任することになる。

ガーディアン紙によると、バーグ氏はMLS史上わずか3人目のコミッショナーとなる。同紙はまた、MLSが小規模市場のオーナーの利益との均衡を取りながら、ニューヨークやシカゴなどで存在感を強めようとする中、主要市場での同氏の経験が役立つ可能性があるとの見方を示した。

したがって、8月3日に確認されたニュースには二つの側面がある。MLSはオーナー陣の内部から後任を選び、その決定と同時に、北米におけるリーグ拡大、日程、そしてサッカービジネスの次の成長段階を方向づけるリーグの役職に就く前に、同氏がクラブとの関係を断つよう求めた。