出来事の日付:2026-08-07
7月までの12カ月間に、ブラジルのアマゾンで森林伐採警報の対象となった面積は2,874平方キロメートルで、前年から37%減少した。総面積は、2015年に始まった現行のDeter監視系列で最低となり、ルクセンブルクよりわずかに広い面積に相当した。
Deterは解像度が比較的低い準リアルタイムのシステムで、主に法執行活動の指揮や進行中の森林伐採箇所の特定に使われる。ブラジル国立宇宙研究所が、同国の公式な年間森林伐採面積の算出に用いられる高解像度システムProdesと併せて運用している。Prodesの結果は通常、10月か11月に公表される。
両システムは用途が異なるため、Deterの総計自体が公式記録を確定させるものではない。それでも、ブラジルが後に、衛星による測定が始まった1988年以降で最低のアマゾン年間森林伐採率を報告する可能性を示した。ブラジルにはアマゾン熱帯雨林の約3分の2がある。
2023年に3期目を開始し、10月の再選を目指していたルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領は、2030年までに違法な森林伐採をなくすと公約していた。環境、学術、市民社会の各団体によるネットワーク「気候観測所」の分析では、現任期の最初の3年半にDeterが記録した伐採面積は1万9,642平方キロメートルだった。これは、ジャイル・ボルソナロ政権下の2019~2022年の総計を41%下回った。
この減少は、ボルソナロ政権時に15年ぶりの高水準を記録した後に起き、ルーラ政権下での法執行強化と時期が重なった。ただし、この数値が測定しているのは検出された伐採であり、影響を受けたすべての地域について、その合法性や原因を立証するものではない。また、減少が今後も続くかどうかも、この数値だけでは分からない。
ブラジルは環境法規の執行を巡り、米国から改めて圧力を受けた。1年にわたる通商法301条調査の後、米通商代表部は、ブラジルの一部の慣行が米国の商取引に負担を与えているとし、複数の懸念事項の一つとして違法な森林伐採を挙げた。その他には、デジタル貿易、関税、知的財産権の保護、エタノール市場へのアクセスが含まれていた。
ブラジルからの一部輸入品に対する25%の関税が7月22日に発効したが、牛肉は対象外とされた。この報告は、牛の生産をアマゾン森林伐採の最大の要因としており、より広範な政策論争の中で、この適用除外は注目に値する。
最新のDeterの数値は、最終的な国家統計ではなく、運用上の早期指標を示した。その価値は、年間減少幅の大きさと、同システム独自の系列における位置にある。公式統計で過去最低となるかどうかの確認は、8月から翌年7月までの報告期間を高解像度で精査する、その後のProdes分析にかかっていた。
前年比の割合と2,874平方キロメートルという面積は、いずれも7月までの12カ月間という同じDeterの報告期間に基づいている。ルクセンブルクとの比較は規模を伝えるものだが、監視手法を変えるものではない。法執行のための警報値が自動的にProdesの総計になるわけではなく、より詳細な公式審査を通じて修正される可能性がある。



