発生日:2026年8月9日。

暫定的な死者数だと説明した治安当局筋によると、中部の町サンにある軍基地への攻撃で、少なくともマリ兵10人が死亡した。JNIMとして知られるアルカイダ系組織「イスラムとムスリムの支援団」が犯行声明を出した。

住民らは日曜早朝、大きな爆発音と長時間にわたる銃撃の応酬を聞いたと報告した。安全上の理由から匿名とされた住民の一人は、その後、平穏が戻ったと述べた。治安当局筋は、攻撃者が駐屯地を一時的に占拠したと語った。

JNIMは声明で、マリのセグー州サンにある兵舎を完全に制圧したと主張した。マリ軍は、部隊が強力に反撃し、状況は掌握されていると述べた。双方の声明は基地が攻撃を受けた点では一致しているが、現場の支配を巡る強調点が異なる。いずれの説明も、攻撃側の死傷者について独立して確認された内訳を示していない。

兵士約10人という報告上の死者数は暫定的なものだった。当局は犠牲者の氏名、負傷者数、基地を奪回した経緯の詳細な時系列を公表していなかった。戦闘が続く地域からの情報は、各部隊が集計を終えるにつれて変わる可能性がある。

マリでは2012年以降、アルカイダや「イスラム国」に関連する組織、地元の犯罪集団、トゥアレグ族の独立運動が関与する紛争が続いている。同国は2020年と2021年のクーデター以降、軍政下にある。軍事政権は治安の回復を約束して権力を握ったが、攻撃は続いている。

JNIMとトゥアレグ族の分離独立組織アザワド解放戦線が4月下旬に大規模攻勢を開始した後、戦闘は激化した。提供された報告によると、この作戦によりマリ国防相が死亡し、戦略的に重要な北部の町キダルが占領された。

7月18日には、マリ北部で軍の車列がJNIMとアザワド解放戦線に攻撃され、少なくとも兵士50人が死亡した。したがって、サンへの襲撃は、政府軍が1カ月足らずの間に被った別の大きな損失に続くものだった。この二つの出来事は国内の異なる地域で発生し、報告は両者を一つの作戦とは説明していない。

サンの直近の状況については、依然として限られた情報しかなかった。治安当局筋と地元筋は兵士約10人という暫定的な死者数を裏付け、JNIMは攻撃を公に認め、軍は支配を回復したと発表した。負傷者数、武装勢力側の死傷者数、基地の被害の程度は明らかにされなかった。複数の地元情報が攻撃と死者を伝えているものの、こうした情報の欠落により、戦場の全体的な評価はできない。住民らによると、早朝の爆発と長時間にわたる銃撃の後、平穏が戻った。