出来事の日付:2026年8月10日。
イランの最高指導者アヤトラ・モジュタバ・ハメネイ師は、イラン軍とイスラム革命防衛隊の上級職に将校6人を任命し、イスラエルと米国の軍事行動で従来の指導者らが死亡したことにより再編された指揮系統を正式なものとした。
イラン国営メディアを引用した報道によると、任命は月曜日に正式な布告によって行われた。対象となったのは、軍、イスラム革命防衛隊(IRGC)、その海軍部門、準軍事組織バシジの指導部だった。報道によれば、交代した前任者らは紛争中に死亡した。[Source 15364]
アリ・アブドラヒがイラン軍参謀総長に、キウマルス・ヘイダリが参謀次長に任命された。アブドラヒは、2月28日のイスラエルによる攻撃で死亡したと報じられたアブドルラヒム・ムサビの後任となった。アブドラヒは今回の任命前、ハタム・アルアンビヤ軍司令部の責任者を務めていた。[Source 15364]
ハメネイ師はまた、アフマド・バヒディをIRGC司令官に正式任命し、モスタファ・イザディを副司令官に選んだ。バヒディは、前任者のモハンマド・パクプールが2月28日のイスラエルによる攻撃で死亡した後、すでに同組織の司令官代行を務めていた。アル・モニターは同日を米国・イスラエル・イラン戦争の初日としている。[Source 15364]
その他の布告では、アリ・オズマエイがIRGC海軍司令官に、ホセイン・タエブがバシジ司令官に任命された。オズマエイは、3月にイスラエルによって殺害されたと報じられたアリレザ・タングシリの後任となった。エルサレム・ポストによると、バヒディとオズマエイはいずれもすでにそれぞれの職務を遂行していたが、両氏の任命はこれまで最高指導者府から正式に公表されていなかった。[Sources 15363, 15364]
6人の任命は、革命防衛隊の経験豊富な人物に関する追加の人事に続くものだった。その前日には、ハメネイ師によるものとされる声明で、元IRGC司令官モフセン・レザイが最高国家安全保障評議会における最高指導者の代表に指名された。レザイは1981年から1997年までIRGCを率いた。[Source 15363]
モハンマド・バゲル・ゾルガドルもハメネイ師の政治顧問に任命された。ゾルガドルは1979年のイスラム革命以来、IRGCの複数の上級職を歴任し、1997年から2006年まで同組織の副司令官を務めた。[Source 15363]
これらの布告を総合すると、上級司令官らの死亡が報じられた後、空席となっていたか代行者が務めていた役職に正式な任命者が置かれたことになる。人事変更は軍の作戦指導部にとどまらず、イランの国家安全保障および政治顧問体制に関係する役職にも及んだ。
アル・モニターによると、これらの任命はホルムズ海峡で緊張が続くなかで行われた。提供された二つの報道はいずれも、任命された人物らの当面の作戦上の優先事項や、発表された役職を超える広範な組織再編について、これ以上の詳細を伝えていない。[Source 15364]



