イベント日:2026年8月12日。
隣接するロンボク島へ向かっていた旅客フェリーがバリ島沖で火災を起こし、インドネシア人の19歳女性が死亡、172人が救助されたと、捜索救助当局者が明らかにした。
ロンボク島の当局者ムハマド・ハリヤディによると、海軍艦艇などの船舶が乗船者を避難させた。救助された人々にはオーストラリア人観光客2人が含まれていた。ロンボク島西岸のレンバルにいたAFPの写真記者は、1人が遺体袋に入れられて陸へ運ばれるのを目撃した。
生存者のキキー・オクタ・プラディカさん(25)は、救命胴衣を手に取り、ほかの数人の乗客とともに海へ飛び込んだと話した。プラディカさんは記者団に対し、救援が到着するまで何時間もかかったと述べた。ハリヤディによると、人々は早朝に対応した海軍艦艇や別のフェリーを含む、少なくとも3隻の船へ移された。
捜索救助艇は現場にとどまり、ヘリコプターが上空から周辺を調査した。ハリヤディによると、炎上中のフェリーには乗客も乗員も残っていなかった。負傷者や行方不明者について直ちに得られた公式情報はなく、救助者数を完全な乗船者名簿、または全員が負傷せず生存したとの認定と受け取るべきではない。
この火災は、インドネシアで数日のうちに報告された2件目の死者を伴うフェリー事故だった。その前週には、ジャワ島沖でフェリーが火災を起こし、5人が死亡していた。提供された報道は、いずれの火災についても原因を特定せず、捜査当局が2件に関連があるとみているかどうかにも言及していなかった。
インドネシアは1万7,000以上の島々から成るため、海上交通に大きく依存している。フェリーは住民、商業、観光客のために運航されているが、重大事故が繰り返し発生している。報道は、海難事故一般に共通する要因として不十分な安全基準と予測不能な天候を挙げたが、いずれも今回の火災原因だとは立証していない。
その前月には、70人以上を乗せた別のフェリーがスラウェシ島南方のセラヤル付近で沈没した。4人の遺体が収容され、14人が依然として公式に行方不明のまま捜索が終了した。この別件の事故も旅客船の安全性への懸念を高めたが、船内火災ではなく沈没事故だった。
バリ島からロンボク島への航路では、緊急対応の当面の焦点は、避難から乗船者の確認と船体の調査へ移ったようだった。当局は1人の死亡と172人の救助を確認していたが、フェリーの船名、認可された定員、乗客と乗員の合計人数、火災の説明は公表していなかった。全員の所在が確認されたかどうか、また安全上の不備があった場合にそれが何で、火災にどう影響したのかを判断するには、こうした詳細が必要となる。当局が炎上中のフェリーには誰も残っていないと発表した後も、救助艇は配備されたままで、上空からの監視も続けられた。



