スーダンの即応支援部隊(RSF)は2026年8月12日、ハルツームとスーダン軍が支配する複数の都市に対してドローン攻撃を実施した。首都圏、コルドファン、スーダン北部の標的に及ぶ組織的な作戦だった。
軍関係者はAFPに、防空部隊がハルツーム、エルオベイド、アトバラ、エドダメルに向けられた多数のドローンを迎撃したと語った。一方、RSFの報道官アルファティ・クライシは、同部隊がアトバラの空港と軍の倉庫に加え、オムドゥルマンの燃料貯蔵施設を標的にしたと述べた。
首都では、AFPの特派員が午前5時ごろ(グリニッジ標準時午前3時)にドローン攻撃があったと報告し、オムドゥルマン北方にある軍のワディ・セイドナ基地の方向で対空ミサイルの音を聞いた。The Nationalが引用した住民らも、夜明け直後の爆発に先立ち、ドローンが上空を通過したと説明した。住民らは、攻撃を受けたすべての場所を特定することはできなかった。
ナイル川の対岸に位置し、バフリとも呼ばれるハルツーム北部では、目撃者がAFPに、エルドロシャブ地区で2機のドローンがモスクと変圧器に命中したと語った。防空部隊が撃墜したものかどうかは不明だった。現地で直ちに死傷者は報告されず、礼拝者らは夜明けの礼拝後にモスクを出ていた。
アトバラとエドダメルの目撃者らは、爆発があり、上空にドローンがいたと報告した。約120キロ南東のタンブールでは、航空機が市民に恐怖を引き起こしたと目撃者が述べた。The Nationalが引用した報告によると、ドローンはエルオベイドにも到達し、住民らは第5歩兵師団が駐屯する軍基地が標的だったと考えていた。同メディアは、現地で2人が死亡し6人が負傷したとの報告について、直ちには確認できないと伝えた。
より広範な戦場での攻防
戦争は2023年4月、軍トップのアブデルファタハ・ブルハンと、かつてその副官だったRSF司令官モハメド・ハムダン・ダガロとの権力闘争を受けて始まった。軍は首都とスーダン北部、東部、中部の大半を支配する一方、RSFはダルフールの大半で支配を固め、コルドファンやエチオピア国境付近でさらなる領土の獲得を目指している。
軍は最近、ハルツームとエルオベイドを結ぶ主要道路からRSFを後退させていた。The Nationalはまた、ドローン攻撃の前日に、RSFが青ナイル地域のカイサンを制圧したと発表したと報じた。
攻撃により、前年に軍が奪還したハルツームで比較的平穏だった時期が中断した。AFPによると、避難していた230万人がハルツームに戻っていたが、市内では今なおインフラの損傷、未処理の戦争残存物、電力と水の制限が続いていた。変圧器の爆発が報告される以前から、ハルツーム北部では50万人を超える住民が停電に見舞われていた。
戦争による被害の推計には幅がある。AFPが引用した援助関係者は死者数を20万人超としている一方、The Nationalは約1,400万人が避難を余儀なくされ、推定2,000万人が飢えに苦しんでいると報じた。



