出来事の日付:2026年8月13日。
ルーマニアは、ドナウ川が原子炉の運転継続に必要な水位を下回ったことを受け、チェルナヴォダ原子力発電所2号機の計画的な停止を開始した。この措置は、7月下旬に同施設の1号機が停止したことに続くもので、国内唯一の原子力発電所の両方の原子炉が停止することになった。[15454]
国有事業者のニュークリアエレクトリカは、この決定を河川の継続的な水位低下によるものと説明した。チェルナヴォダは2基の原子炉の冷却にドナウ川の水を利用しており、両方が稼働している場合、ルーマニアの発電量の約20%を供給する。深刻な干ばつ、高温、少ない降雨によって河川水位が過去最低まで低下する中、停止に至った。[15454]
運営会社は、2基を安全な停止状態に維持しても、発電所職員、一般市民、環境に関する原子力安全パラメーターには影響しないと述べた。このプロセスは緊急停止ではなく、計画的な停止と説明された。[15454]
ルーマニアのエネルギー省は、2号機の停止後も、代替電源と輸入によって国内の電力需要は完全に満たされる見通しだと述べた。イリエ・ボロジャン首相代行は7月31日、当局が干ばつによる電力供給への影響への対応を図る中、8月を対象にエネルギー部門について全国的な警戒事態を発表していた。[15454]
2基目の停止が必要になる前、ルーマニア当局は、より多くの水を発電所へ導くことを目的とした異例の工学的介入を試みた。軍が爆発物を使って水中の岩を除去した後、岩石を積んだ4隻のはしけがドナウ川のバラ運河付近に沈められた。はしけは、水を川の本流とチェルナヴォダ方面へ導く水中の障壁を形成することを意図していた。こうした対策にもかかわらず、運転要件を満たせなくなるまで川の水位は低下し続けた。[15454]
この混乱は、長期化する暑さと干ばつが、安定した河川流量に依存する電力インフラに影響を及ぼし得ることを示している。チェルナヴォダで直接的な制約となったのは、燃料の確保や設備の故障ではなく、発電所の運転要件を満たす十分な冷却水を利用できるかどうかだった。[15454]
ドナウ川の水位低下は、地域内のほかの場所でも懸念を引き起こしていた。ハンガリー当局は、パクシュ原子力発電所付近の水位を上昇させるため、はしけを沈めることや床固め工を建設することなどの措置を検討していた。提供された報道によると、ハンガリー唯一の原子力発電所であるパクシュは、44年の歴史で初となる可能性のある停止に近づいていた。[15454]
提供された証拠の中で、ルーマニア当局はチェルナヴォダのいずれの原子炉についても再稼働日を示していない。運転再開は、当局が河川とより広範なエネルギーシステムの監視を続ける中、運転条件と発電所運営会社の判断に左右される。



