2026年8月15日付の報道によると、アラブ首長国連邦(UAE)は、ホルムズ海峡でアブダビ国営石油会社(ADNOC)の船舶を攻撃したとしてイランを非難した。UAE国営通信WAMによると、攻撃があったとされるのはその前日で、船が同海峡を通過していた際に発生した。
ADNOCは、負傷者はおらず、状況は制御下に置かれたと発表した。引用された報道は、船名を明らかにせず、損害、攻撃方法、海峡内の正確な場所についても詳細を伝えなかった。
イランはUAEの非難について直ちにはコメントしていなかった。UAE外務省はテヘランに対し、同省がいわれのない攻撃と位置づけた行為をやめ、敵対行為を終結させ、同海峡の全面的な再開を認めるよう求めた。
この出来事は、1週間足らずの間にADNOC船が関係した3件目の事案とされた。UAEは先の事案についてもイランを非難していた。イラン革命防衛隊はこれまでに、同海峡を利用する船舶がテヘランの敵対勢力と関係している場合や、イランの指示に従わない場合には措置を講じると警告していた。
UAE大統領の外交顧問アンワル・ガルガシュ氏は、相次ぐ事案を受け、アブダビは自国の主権、利益、航行権を守ると述べた。同時に、UAEは対話を継続し、外交的な選択肢を優先するとも述べた。
別の海事報告
英国海運貿易オペレーション(UKMTO)は別途、金曜日に同海峡でばら積み貨物船が正体不明の飛翔体を受けたとの報告を受領したと発表した。入手可能な情報からは、この報告がUAEの言及した同じADNOC船に関するものかどうかは確認できなかった。
ホルムズ海峡はオマーンとイランの間に位置し、エネルギー輸送の主要航路となっている。引用された報道で説明されている紛争以前には、世界の石油と液化天然ガスのおよそ5分の1がこの狭い海峡を通過していた。
この海域の海運は、米国・イスラエルとイランの戦争が2月28日に始まって以降、度重なる混乱に直面していた。報道によると、こうした中断により運賃が上昇し、安全保障上の懸念が生じていた。そのような背景の下、UAEが全面的な再開を要求したことは、攻撃疑惑を同海峡の通航を巡るより広範な問題と結びつけるものだった。
ADNOCはアブダビの国有石油会社で、世界最大級のエネルギー生産企業の一つである。その国際事業には原油、天然ガス、石油精製品の輸出が含まれており、航路の安全は、関係した個別の船舶にとどまらず、同社の事業全体に関わる。
入手可能な報道では、UAEの説明と英国の海事報告は別個のものにとどまっていた。アブダビは自国企業の船舶が関係した事案を直接イランの仕業とした一方、英国の機関は、正体不明の飛翔体がばら積み貨物船に命中したとのみ説明した。イランの反応や、UAEによる帰責を裏付ける独立した確認は含まれていなかった。



