シドニー・スワンズは2026年8月19日、ライリー・バイス、ニック・ブレイキー、アイザック・ヒーニー、ジェームズ・ジョーダン、チャド・ワーナーの5選手を2026年AFLシーズンの残り期間、出場停止とした。クラブは、メルボルンのホテルで起きた出来事を受け、選手らが行動規範に違反したと説明する一方、この決定は現在進行中のビクトリア州警察の捜査とは別だと強調した。

警察は、シドニーがエッセンドンに勝利した後の月曜日未明、プルマン・ホテルで同意なく身体に触れたとの申し立てを捜査していた。報道によると、被害を申し立てた人物は警察から事情を聴かれており、ビクトリア州警察性犯罪捜査班の刑事4人がニューサウスウェールズ州に向かう予定だった。逮捕者は出ておらず、起訴も行われていなかった。

スワンズは、出場停止となった5選手のいずれも性的暴行で告発されておらず、その時点で警察による正式な事情聴取も受けていないと説明した。この区別は重要である。クラブが科した処分は、自らの規則に基づいて検討した行動に対するもので、刑事責任を認定したものではない。申し立ての評価は引き続き警察の捜査に委ねられていた。

アンドリュー・プリダム会長とマシュー・パブリッチ最高経営責任者は、処分の対象となったのは選手らが深夜まで飲酒を続け、女性たちをチームのホテルに連れ帰ったことだと説明した。クラブによる聞き取りは弁護士同席のもと、スワンズの施設外で行われ、その後、火曜日夜に取締役会が開かれた。パブリッチ氏は、この行動は組織が求める水準を大きく下回っていたと述べた。

出場停止処分は、ノース・メルボルンとのホーム・アンド・アウェーシーズン最終戦と、シドニーが出場するすべてのファイナルを対象とした。AFLも別途、5選手を2026年オール・オーストラリアン代表候補から外すと決定し、この判断は警察の捜査とは独立したものだと説明した。クラブは、選手らがシーズン中にクラブ施設へ戻ることは認める一方、試合への出場は認めなかった。

スポンサーも対応した。テルストラは、警察の捜査に協力している選手が関わるアンバサダー活動を一時停止し、捜査後に契約内容を見直すと述べた。QBEはクラブの姿勢を支持する一方、捜査中であることからそれ以上のコメントを控えた。Realestate.com.auは懸念を表明し、関係当局の調査結果を待つとした。

プリダム氏は、5選手を失えばシドニーのファイナルでの戦いに悪影響が出る可能性があるものの、フットボール上の影響は取締役会の判断材料ではなかったと述べた。パブリッチ氏は、関係した女性たちの福祉を懸念していると表明し、直接連絡することで警察の捜査を妨げることは望んでいないと述べた。

8月19日時点で確定していた措置は懲戒上のものであり、5選手のシーズン終了までの出場停止と、オール・オーストラリアンの選考対象からの除外だった。ホテルでの行為に関する申し立ては引き続き捜査中で、刑事上の結論には至っていなかった。二つの手続きを分けて報じることにより、クラブの規範に基づく決定を、警察がなお調べていた申し立ての証明として扱うことを避けられる。