提供されたInfobaeの報道によると、アルゼンチンはフェルナンド・ファリアス・ラグナをメキシコへ国外退去させた。同人は、複数の州にまたがって活動していたと捜査当局がみる海上燃料密輸組織に関連する罪に問われる見通しだ。
報道によると、メキシコのエルネスティナ・ゴドイ・ラモス検事総長は身柄の移送を確認し、この機会に事件の規模を説明した。検事総長によれば、この計画は5州にまたがって展開され、タンピコやエンセナダなどの港へタンカーが入港する際、課税を免れるため燃料を油類または添加剤として申告していた疑いがある。報道によると、この活動は腐敗した税関職員にも依存しており、職員らは検査を行ったように装い、書類を書き換え、製品サンプルを操作していた。
今回の国外退去が重要なのは、検察当局が組織の全体像をより広範に解明しようとしているさなかに、中心人物の一人とされる人物がメキシコの司法制度下に置かれるためだ。報道によると、ファリアス・ラグナはこの事件でこれまでに拘束された16人のうちの一人で、その中には元公務員12人が含まれる。また、当時の海軍長官ライムンド・ペドロ・モラレス・アンヘレスが初期の兆候を連邦検察当局と共有したことを受け、事件は2024年から捜査されているという。
違法取引とされる活動の規模は大きい。ゴドイ検事総長によると、この捜査に関連する最初の押収によって3億4,000万ペソを超える価値の資産が回収された。報道によれば、当局はさらに燃料タンカー86台、その他の輸送車両29台、不動産3件を押収している。組織への初期の打撃の一つは2025年3月にあり、当局はタマウリパス州アルタミラで、約800万リットルの炭化水素を積載した船舶「チャレンジ・プロキオン」を押収した。
その数日後、検察当局はエンセナダで同様の活動を確認した。そこでは別のタンカーが同程度の量の燃料を積み、違法に入国した疑いがある。報道によると、その後収集された証拠には、改ざんされた税関申告書、偽装された検査、書き換えられた数量記録が含まれる。検察当局はこれらの資料を用いて一連の逮捕状を請求し、取得してきた。
この事件は、メキシコ当局と外国当局との連携も浮き彫りにしている。報道によると、ファリアス・ラグナの移送には、米国およびアルゼンチン当局の協力とともに、連邦検察庁、海軍、治安省、外務省が関与した。アルゼンチンが何らかの引き渡し手続きを取り下げた理由は記されていないが、最終的に国外退去となり、メキシコ当局へ引き渡されたことは確認されている。
この疑惑の組織には退役または元海軍関係者が関与し、税関や港湾の監督にも影響が及んでいるため、すでに政治的・制度的な帰結が生じている。報道で要約されたゴドイ検事総長の公的発言は、検察当局がファリアス・ラグナの帰国を最終段階とせず、今後も事件の捜査範囲を拡大する意向であることを示している。
メキシコの次の動きは司法手続きとなる。検察当局は裁判官の前で事件を立件するとみられ、報道によればファリアス・ラグナはアルティプラノ連邦刑務所へ移送される予定だ。同報道は、同人の兄弟であるマヌエル・ロベルト・ファリアス・ラグナ海軍中将がすでに同刑務所に拘束されているとしている。検察当局にとって次の課題は、一人の逮捕に依存するのではなく、各容疑者が担ったとされる資金面および実務面の役割を結び付けることになりそうだ。報道は、この事件が発覚の段階から、組織の物流、書類処理、流通経路を解体するためのより広範な取り組みへ移行しつつあることを示唆している。



