発生日:2026年8月20日
NFLは、カリフォルニア州オックスナードにあるカウボーイズのトレーニング拠点で行われた合同練習が度重なる乱闘で中断されたことを受け、ダラス・カウボーイズとニューオーリンズ・セインツにそれぞれ50万ドルの罰金を科した。リーグは、事件の映像を提出するよう求めたうえで、8月18日の練習から2日後に処分を発表した。
高温多湿の環境下で複数回の衝突が起き、選手たちは殴り合った。セインツのタイトエンド、ブロック・レクスタイナーはカウボーイズのセーフティ、ジェイレン・トンプソンをボディスラムで投げ倒し、別の衝突ではセインツのセンター、エリック・マッコイがダラスのヘルメットを空中に投げた。マッコイとカウボーイズのラインバッカー、ドノバン・エゼイルアクも殴り合った。エゼイルアクは練習から退場させられ、トレーニングキャンプでは2度目の練習退場となった。
ニューオーリンズのケレン・ムーアとダラスのブライアン・ショッテンハイマーの両ヘッドコーチは、プレー終了の笛が鳴った後のトラブルが繰り返されたため、練習を早期に打ち切る寸前までいった。リーグが決定を発表する前に、両コーチは通常のフットボール活動の範囲を外れた行為によって練習が台無しになったことを認めていた。
NFLはこの罰金を、合同練習におけるスポーツマンシップを従来から重視してきた方針と結び付けた。リーグによると、負傷の危険を伴うスポーツマンらしくない行為を防ぐ責任は各クラブにあると、トレーニングキャンプ前に注意喚起していた。クラブに科された罰金の大きさは、練習中の行為を全面的に各チームへ委ねるのではなく、リーグが重大な懲戒問題として扱っていることを浮き彫りにした。
カウボーイズのオーナー、ジェリー・ジョーンズは、厳しい罰金だとしてダラスが異議を申し立てると述べた一方、リーグの対応は理解しているとも語った。カウボーイズは別途、参加した自チームの選手に金銭的な処分を科す方針だった。ジョーンズは、内部処分の対象になる見込みの選手の一人としてエゼイルアクを挙げ、不適切な行為には結果が伴う必要があると述べた。
その後、ニューオーリンズはロサンゼルス・ラムズとウッドランドヒルズの施設で別の合同練習を行ったが、乱闘や懲戒上の問題はなかった。その練習は、不祥事が原因ではなく、長時間にわたる1週間の練習と、軽傷とみられる複数の負傷を受けて予定より早く終了した。ムーアは、事前にセインツの選手たちとプロとしての姿勢について話し合ったと述べた。同チームは前週にもジャクソンビル・ジャガーズとの合同練習を問題なく終えていた。
罰金は両クラブに同額が適用され、その段階では名指しされた個人に対するリーグの処分は含まれていなかった。ダラスが予定する異議申し立てはチームへの処分に関するもので、選手への罰金案は別個の内部対応となる。この一件により、両組織は合同練習の訓練上の価値と、危険になり得る衝突をクラブが制御しなければならないというリーグの明示した要件との間で均衡を取ることになった。
この練習は、罰金が発表される2日前にダラスのトレーニングキャンプで行われた。ジョーンズは、処分の規模によって、ヘルメットを脱がせたり、振り回したり、それで殴ったりすることへの制限を含むリーグの要求に注目が集まったと述べた。記事で言及された他の合同練習では、いずれのクラブにも懲戒上の問題はなかった。



