出来事の日付:2026年8月23日
元NBAセンターのエネス・カンター・フリーダムは、第3クオーター終盤にスカイのガード、ナターシャ・クラウドと対立した後、ウィントラスト・アリーナで行われたインディアナ・フィーバー対シカゴ・スカイ戦から退場させられた。フリーダムはベースライン沿いの席に座り、「女性」を成人の人間の雌と定義する文言が記された黒いシャツを着ていた。
この出来事は、同クオーター残り1分22秒でシカゴが得点した後に起きた。得点後、チームメートのアイシャ・クリバリと胸をぶつけ合ったクラウドはフリーダムの方を向き、叫びながら指をさして近づいた。フリーダムは立ち上がり、両腕を広げ、コート内へ一歩踏み込んだ。警備員とスカイの選手数人が2人の間に入った。
警備員にコートから連れ出される間も、フリーダムはバスケット付近で自らの主張を続けた。退出する際にはシャツを見せ、観客に反応するよう促した。その後、アリーナを出る前に正面ロビー付近で警察官と話した。クラウドは試合後、チームとリーグの警備担当者と面会し、記者には対応しなかった。
シカゴのフォワード、アズラ・スティーブンスは、警備員が対処した観客との出来事だったと表現した。タイラー・マーシュ・ヘッドコーチは、クラウドが自分の行動でチームの集中を乱したのではないかと心配していたが、自分はそうではないと伝えたと述べた。マーシュ氏はクラウドについて、チームやほかの人々を守る人物だと説明し、クラブは彼女を支持していると付け加えた。
インディアナのケイトリン・クラークは、タイムアウト中にフィーバーの選手たちが次のプレーについて話し合っていたため、何が起きたのか見ていなかったと述べた。フィーバーはその後、113対90で勝利した。マーシュ氏は後に、観客はバスケットボールを楽しむために試合を観戦すべきであり、選手たちはそれだけの注目に値すると述べた。
この応酬は、女子バスケットボールへのトランスジェンダー選手の参加をめぐる議論のさなかに起きたが、WNBAにはトランスジェンダーの選手が在籍したことは一度もなかった。リーグの労働協約はWNBAを女性に限定しているが、性自認や出生時に割り当てられた性別について、より詳細な文言は設けていない。
フィーバーのガード、ソフィー・カニンガムは前月のESPNの特集記事で、トランスジェンダーの少女や女性が女子スポーツで競技することに反対すると述べていた。フリーダムと元NBA選手のロイス・ホワイトはそれぞれ、自分たちは女性を自認していると述べたうえで、WNBAドラフトへの参加資格があると宣言していた。試合前、フリーダムはアリーナの外で行われたカニンガムを支持する小規模な集会に参加した。
こうしたより広範な議論が対立の背景を成していたが、直接の経緯は限定的だった。クラウドがフリーダムに近づき、フリーダムが競技エリアに踏み込み、関係者が2人を引き離し、警備員がフリーダムを退出させた。提示された説明では、その後の懲戒処分や身体的なけがは報告されていない。
警備員の介入により、プレーが再開される前にコートサイドでの応酬は終わった。



