カイル・カークウッドは、歴史上の発生日である2026年8月23日にワシントンD.C.の市街地で開催されたインディカーのフリーダム250グランプリで優勝した。ナショナル・モール周辺で行われたレースで、今季2勝目を挙げた。

アンドレッティ・グローバルから参戦する米国人ドライバーのカークウッドは、全147周のうち128周で首位を走り、デンマークのクリスチャン・ルンガードとチームメートのウィル・パワーを抑えてフィニッシュした。これがカークウッドにとってインディカー通算7勝目で、そのうち6勝は市街地コースでのものだった。インディアナポリス・スターもこれをカークウッドの今季2勝目と報じ、以前にはテキサス州アーリントンの別の新設市街地コースで優勝していたと記した。

このレースでインディカーは異例なほど注目度の高い都市空間に進出し、マシンは米国の首都中心部の道路で競い合った。ニューヨーク・タイムズ経由のジ・アスレチックの報道によると、1.7マイルのコースは国立公文書館やスミソニアン国立航空宇宙博物館などの名所を通過した。レース距離は250マイルで、同媒体はインディカー史上最長の純粋な市街地コースのレース距離だと伝えた。

カークウッドによるレース支配は終盤、ポールポジションからスタートした選手権首位のアレックス・パロウが123周目にクラッシュしたことで中断された。パロウはその前に、他チームのタイヤに接触したピットロードでのミスによりペナルティーを科され、遅いピットストップでもタイムを失っていた。インディアナポリス・スターによると、パロウは20位でフィニッシュしたが、ドライバーズランキングではカークウッドに対する大幅なリードを維持した。

パロウのクラッシュ後のコーションによって、カークウッドの大きなリードは消滅し、残り19周で再スタートとなった。スコット・マクラフリンは首位争いを仕掛け、一時はカークウッドと並ぶか前に出たが、ターン1の壁に激しく衝突した。その後、カークウッドは残り13周でのもう一度の再スタートを切り抜け、ルンガードを後方に抑えて優勝まで走り切った。

ほかのアクシデントもレースを左右した。デイビッド・マルーカスはターン7でクラッシュし、見通しの利かないコーナーを通過してきたスティング・レイ・ロブが衝突したため、両ドライバーともリタイアした。その後、マーカス・アームストロングとクリスチャン・ラスムッセンが関わる連鎖的な衝突にリナス・ヴィーケイも巻き込まれ、ヴィーケイのレースは終了した。インディアナポリス・スターは、カイフィン・シンプソンが18ポジション上げて5位でフィニッシュした一方、6番手スタートのマルーカスは24位だったと報じた。

ドナルド・トランプ大統領は、レース前とスタート時に会場にいた。提示された両方の報道によると、大統領専用リムジン「ザ・ビースト」でセレモニー走行を行い、ターン1付近のスイートからグリーンフラッグを振った。

この結果、パロウに最も近い挑戦者としてのカークウッドの立場は強まったが、選手権ではパロウが依然として余裕のあるリードを保った。インディアナポリス・スターによると、インディカーの次戦は翌週末、オーバルコースのミルウォーキー・マイルで行われるダブルヘッダーの予定だった。