出来事の日付:2026年8月26日
米軍の裁判官は、2001年9月11日の攻撃を共謀したとして起訴されたハリド・シェイク・モハメドとほかの3人の公判を、2028年6月に開始すると決定した。検察から計画の立案者として起訴されているモハメドは、ムスタファ・アハメド・アルハウサウィ、ワリド・ビン・アタシュ、アリ・アブドル・アジズ・アリとともに、グアンタナモ湾の軍事委員会制度を通じて審理を受ける。
空軍中佐のマイケル・シュラマは、検察側が提案した2027年1月の開始を退け、約18カ月後に延期した。この判断により、複数の政権にまたがって続き、軍事委員会の規則、証拠、被拘束者がキューバの米海軍基地へ到着する前に受けた処遇を巡って広範な争いを生んできた手続きに、新たな節目が加わる。
被告らは、ニューヨークの世界貿易センターと国防総省を襲ったハイジャック計画に関する容疑に問われている。4機目はペンシルベニア州に墜落した。攻撃では約3,000人が死亡した。モハメドは2003年にパキスタンで拘束され、2006年にグアンタナモへ移送された後、2008年に戦争犯罪や殺人などの罪で起訴され、罪状認否を行った。これらの容疑はまだ公判で決着していない。
新たに決まった期日は、交渉による決着の可能性が頓挫したことを受けたものだ。意見の割れた連邦控訴裁判所は前年夏、モハメドが有罪を認める代わりに死刑判決を受ける可能性を回避できる取り決めを退けた。この合意が無効となったため、検察側は被告4人全員が関わる、争われる死刑事件の準備に戻った。
公判前の法廷闘争では、バラク・オバマ大統領の時代に整備された軍事委員会の枠組みが繰り返し試されてきた。弁護側は、秘密のCIA拘禁施設での虐待に関する情報を政府が非開示にしようとしていることも、遅延の一因だと主張している。2014年の上院報告書は、モハメドら被拘束者が、CIAが強化尋問と呼ぶ手法を受けたと結論づけた。同報告書は、モハメドが183回の水責めを受けたと記録し、それらを溺死寸前の状態を繰り返す行為だと表現した。
開始までの期間が延びたことで、双方には、未解決の申し立てに対処し、陪審員選定と冒頭陳述を前に、異例に複雑な証拠記録を準備するための時間がさらに与えられる。
こうした事情は、証拠、情報開示、手続きの公正さを巡る問題を複雑にし、この事件を2001年の攻撃に端を発する訴追の中でも特に長期化したものの一つにしている。2028年6月という期日は目標を定めるものであり、根底にある法的争いを解決するものではない。日程どおり進めば、モハメドがグアンタナモへ移送されてから合同公判の開始までに20年以上が経過することになる。したがって裁判官の判断は新たな日程を示す一方、実体的な容疑、科され得る刑罰、継続中の公判前の争いについては、今後、軍事委員会が扱うことになる。



