出来事の日付:2026年8月26日

米国は、英国を拠点とするパレスチナ・アクション、イタリアを拠点とするアウトスティチ/インヴェンタティ、親パレスチナ組織マサル・バディルをテロ組織に指定し、トランプ政権が暴力的かつ極左と位置づける運動に対する取り組みを拡大した。米当局者らは、この指定は3団体への支援と資金供給を断つことを目的としていると述べた。

国務省のトミー・ピゴット報道官は、3団体すべてを同じく「暴力的な極左」と表現した。マルコ・ルビオ国務長官は、A/Iコレクティブとも呼ばれるアウトスティチ/インヴェンタティを特に取り上げ、米国などで活動する暴力的な反ファシスト(アンティファ)ネットワークが利用する技術ネットワークだと説明した。スコット・ベッセント財務長官は、米政府が経済措置を用い、こうした組織が利用できる資金経路を遮断すると述べた。

パレスチナ・アクションは2020年に設立され、すでに英国政府から禁止されていた。同団体は、数千人の逮捕につながったこの禁止措置について不服を申し立てていた。人権団体は、英国の措置が異論を犯罪扱いしたと主張している。同団体は、イスラエルの軍事システムへの国際的な関与を妨害することを目指していると表明しており、2023年10月7日にイスラエル南部でハマス主導の攻撃が起きた後、イスラエルがガザで作戦を開始して以降、より注目を集めるようになった。

パレスチナ・アクション共同創設者のフダ・アンモリ氏は、英国による禁止措置と米国による指定が表現の自由と市民的自由を脅かしていると述べた。同氏は、イスラエルの戦争機構と呼ぶものを妨害して命を救う取り組みだとして団体の活動を擁護し、イスラエルが米国の支援を受けてガザでジェノサイドを行っていると非難した。これらの発言は同団体の立場を示すものであり、提供された報道で事実認定されたものではない。

イスラエル外務省は米政府の措置を歓迎した。同省は、テロ組織が政治活動や人道活動を装って暴力を隠し、若者を引き付け、不正資金を移動させてきたと主張した。このため米国の指定をめぐっては見方が鋭く対立し、米国とイスラエルの当局者は安全保障と金融上の法執行措置だと説明する一方、パレスチナ・アクションと人権擁護者らは、より広範な取り組みを異論への攻撃だと表現した。

ドナルド・トランプ大統領は2期目に、自政権が極左と呼ぶ組織をテロ指定するよう政権に指示していた。3団体への措置により、パレスチナ・アクションによる親パレスチナ活動、A/Iコレクティブの技術面での役割、マサル・バディルが米国の共通する安全保障上の分類に置かれることになったが、提供された記事はマサル・バディルの組織構造や疑われる行為について、比較的少ない情報しか示していない。

今回の指定は、各組織を米国のテロ対策および経済的手段と結び付けるもので、政治的非難を超えた対応強化を示している。報道は各指定に関する法的判断の全容を示していないため、具体的な影響と証拠上の根拠は、該当する米国の指定記録によって決まることになる。公の議論は、こうした措置が暴力を対象としているのか、それとも保護されるべき政治的主張を不当にテロ政策へ取り込んでいるのかを中心に展開する可能性が高い。