発生日:2026年8月27日

ワラプ州当局者によると、8月27日、武装した襲撃者が南スーダン北西部の家畜キャンプと村を襲い、少なくとも49人が死亡、33人が負傷した。この襲撃は、約3週間のうちに同地域で報告された2件目の多数の死傷者を伴う家畜襲撃だった。

襲撃者は現地時間午前5時ごろ、トンジ北郡マジャク・パヤムのマチャル・パクエク家畜キャンプとマディン・ジュエル・ボマを標的にした。ワラプ州報道官ウィリアム・ウォル・マヨム・ボルは、暴力行為を、彼が「武装した越境犯罪ネットワーク」と呼ぶ集団によるものだとした。提供された報道は、疑われているネットワークを特定せず、襲撃者がどこから来たのかにも言及しておらず、責任の所在に関する独立した説明も示していない。

地元政府は襲撃を非難し、遺族に哀悼の意を表するとともに、自制を呼びかけた。当局者らはまた、暴力によって生じた避難やその他の必要に対応するため、人道支援団体に支援を求め、その影響を人道的大惨事と表現した。避難した人数、負傷者の容体、奪われた家畜の数に関する詳細は示されなかった。

南スーダンでは、家畜が経済的にも社会的にも重要な意味を持ち、争いが報復の連鎖を引き起こしかねないため、家畜略奪が長年にわたり致命的な共同体間紛争をあおってきた。ワラプ州では特に深刻な激化が起きている。共同体間の襲撃が急増したことを受け、サルバ・キール大統領は2025年に同州へ6カ月間の非常事態を宣言した。8月27日の襲撃のおよそ3週間前に同じ広域地域で起きた別の襲撃では、60人が死亡し、50人が負傷したと報じられている。

今回の事件は、南スーダンがキールに忠誠を誓う部隊と、反対派と緩やかに連携する集団との戦闘にも直面する中で発生した。提供された情報源は、こうした国政上の緊張と家畜襲撃との関連を立証しておらず、地元報道官は襲撃者を正規の軍事組織ではなく犯罪者と表現した。

国連南スーダン派遣団のトップ、アニタ・キキ・グベホは8月上旬、ワラプ州を含む地域で繰り返される共同体間暴力に懸念を示した。また、人道支援要員への危険が増していると警告し、2026年中に南スーダンで支援従事者36人が殺害されたと述べた。こうした治安状況により、襲撃後の緊急支援の提供が一層困難になる恐れがある。

当局が直ちに優先すべき事項は、生存者の治療、避難住民への支援、報復の防止だった。1カ月足らずの間に2件の襲撃で多数の死者が報告される中、自制の呼びかけは困難な状況に直面している。8月27日の襲撃を誰が組織したのか、また、当局がワラプ州で繰り返される暴力の背後にある報復の連鎖を断ち切れるのかを明らかにするには、さらなる調査が必要だ。