出来事の日付:2026年8月27日

ドイツのロベルト・コッホ研究所は、2026年夏に暑さに関連する原因で1万5,800人が死亡したと推計した。これは同国の国立公衆衛生研究所がこうした死亡を監視してきた10年間で最多の季節別推計値だった。この評価は、国内の一部で気温が40度を超えた度重なる熱波を受けて行われた。

この死者数は、死因として暑さが記載された死亡診断書の集計ではなく、統計的な推計である。研究所は、夏の暑い週の死亡者数を、著しい暑さのない期間に予想される死亡者数と比較して超過死亡を算出している。この手法は、熱中症などの直接的な影響と、高温が持病を悪化させたことによる死亡の両方を捉えることを目的としている。

最も深刻な影響を受けたのは75歳を超える人々だったと、研究所は述べた。6月下旬の極端な高温が続いた1週間には、約9,600人の暑さ関連死が生じたと推計された。7月下旬から8月中旬にかけては、さらに4,000人と推計された。提供された報告書には、季節全体の総数の残りについて詳細な内訳は示されていなかった。

極端な暑さは心臓、肺、腎臓にさらなる負担をかけ、心血管疾患、呼吸器疾患、腎疾患をより危険なものにする可能性がある。高齢者は、基礎疾患を抱えていることが多く、体温調節能力が加齢とともに低下する可能性があるため、リスクが高い。

2026年の推計総数は、研究所がそれまで最多としていた2018年の暑さ関連死約8,900人を大幅に上回った。別の医学誌の報告では、研究所による現在の10年間の監視期間が始まる前の1994年に、ドイツで同様の死亡が約1万人あったと推計されていた。

ドイツの状況は、欧州全域で暑く乾燥した夏となったことの一部だった。欧州各地では、極端な高温が死亡率の上昇と関連付けられた一方、乾燥状態が山火事、農業被害、主要河川の水位低下につながった。

報告はまた、6月下旬の熱波中の推計死者9,600人を、ドイツで新型コロナウイルス流行中に最も多かった週の報告死者6,045人と比較した。暑さによる推計値は約59%多かったが、両者は異なる方法で算出されており、直接同等のものとして扱うべきではない。一方は死亡全体からモデルで算出され、もう一方は感染症に起因すると報告された死亡で構成されていた。

この評価は、暑さによる死亡をリアルタイムで把握するのが難しい理由を浮き彫りにしている。多くの死亡は、即座に特定できる暑さによる傷害ではなく、慢性疾患の悪化を通じて発生する。そのため、最終的な影響の大きさは、気温と死亡率を併せて測定した後の集団レベルの分析によって、より明確になる。したがって、このモデルは集団全体について過度の暑さが続いた期間と関連する死亡数を推計するものであり、個々の事例すべてにおける気温の正確な役割を確定するものではない。季節間の比較も、死亡率と気象データに一貫した統計手法を適用することに左右される。