# ノルウェー、ハーラル5世国王を追悼 ホーコン8世が即位

ノルウェーの君主ハーラル5世が89歳で死去した翌日の土曜日、数万人が国王をしのぶためオスロに集まり、王宮前の広場を花と弔意のメッセージで埋め尽くした。全国の教会と市庁舎が開放され、住民がろうそくをともし、追悼記帳簿に署名できるようにした。

国王の棺は金曜日の夕方、オスロの国立病院から王宮に到着した。雨にもかかわらず、弔問客はスロッツプラッセンを途切れることなく訪れ、王宮職員はぬれたカードを保護し、増え続ける供え物の間の通路を確保する作業に当たった。こうした国民の反応は、ノルウェー社会で主に象徴的ながら広く認知された存在としてハーラルが長年果たした役割を反映していた。

ハーラルの53歳の息子は直ちにホーコン8世国王となった。新国王は、王家と何世代にもわたり結び付けられてきた言葉を受け継ぎ、「すべてをノルウェーのために」を標語とした。妻はメッテ=マリット王妃となり、夫妻の第一子イングリッド・アレクサンドラは王太子となって王位継承者となった。

ホーコンは、憲法上の職務を遂行した経験を持って国王の役割に就く。ハーラルの健康状態が悪化する中、当時の王太子は数回にわたり摂政を務めた。国王としての最初の数日間には、国会議長、最高裁判所長官、ノルウェー国教会の首座主教との会談が含まれる。また、君主として初の演説で国民に向けて語りかける見通しだ。

ノルウェーは公式の服喪期間に入ったが、葬儀の日程はまだ発表されていない。一部の住民は、服喪期間が終わるまで結婚式、洗礼式、その他の祝賀行事を延期した。国民が引き続き弔意を表す中、合唱公演やその他の追悼行事が計画された。

今回の継承は、儀礼上の連続性を超えた問題に直面する王室にとって、新たな章の始まりでもある。ホーコンは、メッテ=マリット王妃が過去に、後に死亡した性犯罪者ジェフリー・エプスタインと接触していたことをめぐる論争や、新国王の継子が強姦罪で有罪判決を受けたことを受け、国民の信頼を維持する必要がある。これらの問題が土曜日の追悼を規定するわけではないが、新たな治世を待ち受ける制度上の課題の一部を成している。

ノルウェー王室の起源は9世紀にさかのぼる。1905年にスウェーデンからの独立を回復した後、有権者は王家の復活を圧倒的多数で支持した。現在、政治権力は選挙で選ばれた国会にあり、君主は憲法上、外交上、代表者としての職務を担っている。

当面の焦点は、引き続きハーラルの死と、それをめぐる公的な儀式にある。王宮前の光景は、故国王に対する個人的な敬愛とともに、新たな君主と新たな王位継承者が同国の公的生活における地位に就き、ノルウェーがまれな移行期に入ったことへの認識を示した。

情報源について

オスロ発のAP通信の報道に基づき、追悼の様子、王位継承の詳細、ノルウェー王室の背景を記載した。