# キーウ近郊でロシアのドローン攻撃、倉庫爆発後に37人死亡
ウクライナ当局者が土曜日に明らかにしたところによると、キーウ西方の倉庫にロシアのドローンが命中し、爆発と火災が発生して住宅地に燃え広がり、少なくとも37人が死亡した。ブチャ地区の村ムイラで起きたこの攻撃は、今年ウクライナを襲ったものとしては特に多くの死者を出した攻撃の一つとなった。
攻撃は、首都周辺でロシアによる攻撃が数日間続く中、金曜日の夜に発生した。ウクライナ当局は無人機が倉庫に命中したと述べたが、機種は明らかにしなかった。地域当局者によると、その結果生じた火災で少なくとも住宅50棟が損壊し、370人以上が避難を余儀なくされた。
地元メディアは、キーウ州軍政当局トップのティムール・トカチェンコが、死亡者のうち34人は近くにある高齢者・障害者向けケアホームの入居者だったと述べたと伝えた。当局は引き続き被害状況を調査しており、死傷者数と被害規模は今後変わる可能性がある。
ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、倉庫の爆発により、住宅近くでの爆発物保管をめぐる重大な過失が明らかになったようだと述べた。ウクライナ法は住宅地の近くで弾薬を保管することを禁じており、当局は現場の状況について誰に責任があったのかを特定するため、刑事手続きを開始した。セルヒー・コレツキー首相は、この惨事を、22人が死亡し、被害をもたらす二次爆発が起きた7月のビシュネベの弾薬庫への攻撃になぞらえた。
ロシア国防省は、標的はウクライナの長距離ドローン用部品と打ち上げブースターを保管する倉庫だったと述べた。ロシア政府はまた、自国軍がほかの港湾施設や物流施設も攻撃したとした。直後の報道段階では、これらの主張は独立に確認されていない。ウクライナは、ムイラの建物に具体的に何が保管されていたのかを公表していない。
倉庫での惨事は、ロシアがキーウやほかの地域へのドローン攻撃を強化する中で起きた。ウクライナ当局者は、ロシア政府が防空網に圧力をかけるため兵器を大規模な波状攻撃に投入し、ジェット推進式ドローンの配備も増やしていると述べている。地域当局によると、土曜日には南部ヘルソン州でロシアによる別の攻撃があり、2人が死亡、ほかに27人が負傷した。
ウクライナも、ロシアの軍需産業とエネルギーインフラに対する長距離ドローン作戦を拡大している。ウクライナ政府は、これらの攻撃はロシア政府が戦争の資金を調達し、物資を供給する能力を低下させることを目的としていると述べている。ロシア当局者は、夜間に数百機のウクライナ製ドローンを迎撃したと発表し、ロストフ州で負傷者が出たと述べた。
ムイラでの捜査には現在、二つの異なる論点がある。ロシアによる攻撃の責任と、その被害を拡大させた可能性のある危険な保管の責任だ。ウクライナの指導者らは責任を追及すると約束しているが、倉庫の内容物と規則違反の有無を特定するには、捜査当局による証拠が必要となる。
情報源について
AP通信の報道に基づき、死傷者数、当局者の発言、ロシア側の主張、捜査の詳細を記載した。



