# ネパールとチベットの洪水死者、800人に迫る 支援国が緊急援助を表明

ネパールと中国・チベット自治区を襲った鉄砲水で約800人が死亡し、3,000人以上が行方不明となったことを受け、援助機関や各国政府は数百万ドル規模の緊急支援を表明した。

災害の規模は拡大し続けている。アルジャジーラは、ネパールの死者数が734人に増えた一方、中国当局がチベットで16人の死亡を報告し、地域全体の死者数が797人になったと伝えた。同じ報道によると、さらに3,044人の安否が分かっておらず、内訳はネパールで2,498人、チベットで546人が行方不明で、中国側の被災地域で行方不明となっている人にはネパール人100人以上が含まれる。

ネパールで差し迫った懸念となっているのは、さらなる洪水が起きる可能性だ。当局はボテコシ川の水位上昇を受け、浸水した地区の住民に厳重な警戒を続けるよう呼びかけ、日曜日の朝には携帯電話に洪水警報を送信した。救助隊はまた、先週の壊滅的な鉄砲水の後、カトマンズと最も大きな被害を受けた地域の一つを結ぶ幹線道路の復旧作業を進めていた。ネパールの災害当局によると、最大9万3,000人が影響を受けている。

この災害を受け、国際社会は緊急対応に乗り出した。ネパールは土曜日、大型輸送用ドローン、DNA検査キット、遺体用冷凍設備などの専門的な救助支援を含む援助を要請した。米国とカナダは、それぞれ約360万ドルの人道支援を提供すると発表した。英国は680万ドル、欧州連合は230万ドルの拠出を表明し、国連は250万ドルの緊急資金を放出した。国際赤十字・赤新月社連盟は、より大規模な支援要請を開始するとともに、100万ドル以上を割り当てた。

中国政府も支援の意向を示した。情報源によると、習近平国家主席は北京による支援を申し出ており、この災害が一国だけの緊急事態ではなく、国境を越えた危機となっていることを浮き彫りにした。洪水が、政治的な境界で止まることのない山岳インフラと河川水系の双方に影響を与えているため、この点は重要だ。

資料に示された数字は、この災害が救助と復旧という二重の課題を抱えていることを示している。救助面では、チームが今も数千人の行方不明者の捜索を続けており、その一部は遠隔地の困難な地形にいる。復旧面では、状況が再び悪化する前に犠牲者の身元を特定し、生存者を支援できるよう、政府や援助団体が資金、機材、法医学的手段を迅速に動員しようとしている。

報道はまた、一部地域で水が引き始めたからといって、洪水の緊急事態が終わったわけではないことを明確にしている。当局は依然としてさらなる洪水を警告しており、行方不明者数は非常に多いままだ。つまり、現在の焦点は死者数だけではなく、新たな援助が到着する中、死者と行方不明者の把握に苦闘する2カ国に残る不確実性の大きさにもある。