アラブ首長国連邦(UAE)は、領海上空でイランの無人機を空軍が迎撃したと発表した。米国とイランが週末に交戦し、すでに激化していた紛争がさらにエスカレートした。
AP通信によると、UAE国防省は、月曜日に同国の水域上空で無人機を探知し、空軍が対処したと発表した。同省は、その航空機がイラン方面から接近したとしている。AP通信が引用した声明では、被害は報告されていない。
この出来事に先立つ週末には、米国とイランが1カ月ぶりに交戦した。AP通信は、米軍が日曜日にホルムズ海峡にあるイランのロケット発射装置を攻撃したと報じ、これを米国による1カ月ぶりの軍事行動と位置付けた。イラン当局者は、ララク島に対する米国の攻撃で2人が死亡し、ほかに数人が負傷したと述べた。
その後、イランはヨルダンにある米国の施設に向けてミサイルを発射したと発表したが、報道によると、それらのミサイルは迎撃された。AP通信の記事は、UAEによる迎撃を孤立した出来事としてではなく、こうした行動と応酬が再び繰り返される状況の中に位置付けている。
報道はまた、ホルムズ海峡が依然として中心的な緊張地点であると伝えた。戦闘が以前に小康状態となっていた間、米国はテヘランに同海峡を船舶に再開放させる取り組みなどを通じ、イランへの経済的圧力を強めようとしていた。AP通信によると、イランはそれ以前の攻撃後、海峡を通過する交通を事実上絞り込み、世界の石油輸送を減速させ、価格上昇の一因となっていた。
事態の重大性は、目の前の軍事的応酬だけにとどまらない。AP通信は、平時には世界で取引される石油のかなりの割合が同海峡を通過するため、新たな混乱が生じれば、エネルギー市場と海運に急速な影響を及ぼし得ると指摘した。同記事によると、戦闘の再開に伴い、北海ブレント原油は1バレル=90ドルを上回った。
UAEはまた、ドバイのアル・ミンハド空軍基地を標的にしたというイラン側の主張を否定した。国防省は2つ目の声明で、その主張は虚偽だと述べた。この否定が重要なのは、戦場での主張と当局による反論の間で、情報環境がいかに急速に分断され得るかを浮き彫りにするためだ。
外交面では、UAE大統領の外交顧問アンワル・ガルガシュ氏がソーシャルメディア上で、戦争でも平和でもない状態は永遠には続けられないと述べたとAP通信は報じた。同氏は、同海峡での通常の航行を回復させる政治的解決を求めた。
報道はさらに、米国が他国に対し、イランを経済的に孤立させることに協力するよう圧力をかけ、テヘランと取引する組織には制裁を科すと警告していると伝えた。また、UAEが再び攻撃を受けたとして、その2週間前にイランとのすべての貿易を停止していたことにも触れた。
現時点で具体的なニュースは限定的だが、重大である。UAEは無人機を迎撃したと発表し、被害は報告されておらず、湾岸地域をめぐるより広範な紛争は再び不安定な局面に入った。
今後の展開は、直近の行動が限定的な範囲にとどまるのか、それとも地域全体で新たな報復の応酬を引き起こすのかに左右される。
NeoTechNews編集部



